仙台戦プレビュー

今日はネタが見つからないので、土曜日に行われるホーム埼玉スタジアムでの仙台戦のプレビュー記事を書きます。浦和は前節の大分戦で、動きの鈍い内容の悪いサッカーをしてしまいました。もっとも、韓国まで行ってアウェイで勝った選手たちは休ませたので、この仙台戦で休んでいた選手たちが結果を出してくれることを期待したいです。

相手の仙台は、長期政権になっている元仙台DFの渡辺晋監督が率いています。イケメン監督でも知られますが、今季の仙台は攻撃サッカーを目指していた3-4-3をやめて、手倉森前監督時代の堅守速攻に戻すという大きな変化が加わっています。それで結果が出ており、元浦和のMF関口訓充がゴールを量産して好調です。

仙台には元浦和FW石原直樹も在籍しており、古巣からゴールを奪おうと高いモチベーションで臨んでくるのは間違いないでしょう。仙台というチームが、強化資金がそれほど豊富なチームではないので、今季は開幕前にボランチの中心だった奥埜をC大阪に引き抜かれ、さらにGKシュミット・ダニエルがベルギーリーグに移籍して去ることが決まっています。

それでも、2010年からJ1を守り続けているやり繰りのうまさでここまで持たせてきたチームで、ホームで強くアウェイではあまり強くないチームですが、昨年の天皇杯決勝のリベンジマッチという意欲は十分のはずです。若手のボランチ松下や攻撃的MF道渕などの新戦力も育っています。

浦和としては、チームとしてどこまで動けるかが最初の鍵です。あまり動けないようなら堅守速攻を狙う選択もあり、無理に高い位置をキープして相手の速攻を浴びるのは避けたいところです。埼スタでは負けたことのない相手ですが、そのジンクスに頼れるほど単純な試合にはならないでしょう。昨年の埼スタも、勝ったものの内容は大苦戦でした。