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Kobby loves 埼玉&レッズ

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120分の死闘の疲れ(6/4柏対浦和)

2017-06-05 22:23:04 | 浦和レッズ
昨日の浦和のアウェイ柏戦、0-1の敗戦に終わりました。柏は4-2-3-1で、トップ下に運動量の多い小柄な中川を置いて、浦和のDFやGKに徹底的にプレスを掛けてくるサッカーでした。外国人選手のクリスティアーノもそのプレスに参加しており、浦和としてはGKからのビルドアップの精度が落ちる嫌な相手です。

もちろん、このサッカーが90分続くのかどうかという目でも柏のことを見ていました。この試合で浦和が敗れた理由として、一番大きかったのは浦和のチームコンディションの悪さでした。そういう悪い試合でも、粘り強く引き分けで勝ち点を拾っていけるのが強いチームの条件ですが、この試合の浦和はそれを達成することができませんでした。

浦和としては、コンディションが悪いなりに粘るサッカーを目指そうとしたベンチの意図は感じました。事実、この日は槙野や森脇の攻撃参加を抑え、守備のときの布陣である5-4-1で自陣に引いて守る時間も多くありました。唯一、済州戦で途中出場だった高木俊幸が元気だったので、浦和は苦しくなったら高木俊幸の個人技に賭ける時間もありました。

それが結果につながらなかった要因は、やはり前半終了間際の失点を取り上げざるを得ません。この場面では、浦和の最終ラインの枚数は足りていましたが、相手がクロスを上げてきたのは警戒していたアタッカーの伊東純也ではなく、レノファ山口から移籍の右SB小池でした。それでも、クロスを頭で合わせた武富が直接シュートならGK西川周作が止められる準備をしていましたが、折り返しを中川に狙わせたので、浦和のDFの対応が効きませんでした。

勝ち点を取れる可能性はあった試合でした。興梠のPK失敗は非常に痛かったですが、相手GK中村航輔の好守は称えないといけません。流れの中でも浦和には十分チャンスがありましたが、中村航輔は興梠が至近距離から打ったシュートを体で止めるなど、日本代表にも選ばれた実力を見せつけます。

攻撃陣の動きが鈍かったとは感じています。特に、ラファエル・シルバの負傷以降出ずっぱりになっている興梠は、疲れの影響かあと一歩足が出ていなかったように感じます。済州戦で120分戦った影響は、かなりチームに色濃く出ていた試合ですが、次の試合まで少し時間があるので、ここで一回休んでチームを立て直して欲しいものです。
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