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西武対オリックス18回戦

2016-08-13 14:46:31 | 他スポーツ
一人で西武プリンスドームのスタンドに座るときは、マニアックに投手の持ち球と調子の良し悪しをチェックするのが私のいつものパターンです。西武先発菊池雄星は、カーブこそ抜けてストライクが取れていませんでしたが、ストレートは150km近くをキープしてストライクも取れ、まずまずのように見えました。

これに対し、オリックス先発松葉は明らかに悪い立ち上がりでした。ストレートが明らかにボールになるので、チェンジアップとスライダーでしかストライクが取れない立ち上がりで、事実1回裏から秋山の内野安打から盗塁とメヒアのタイムリーで早速1点を取られています。これなら、早い回で松葉をKOすることを西武打線には期待していました。

しかし、そううまく事は運びませんでした。オリックス3番DH糸井が死球で交代し、代打で捕手の伊藤が出てきました。その伊藤に、ストレートで勝負した菊池は、内角のストレートをレフトスタンドに運ばれる本塁打で1-2と逆転されます。今季伊藤は本塁打がなかったので、糸井でなくて少し楽と思ったのかもしれません。

それでも、松葉の出来の悪さは続き、西武が3回裏で同点に追いつきます。松葉が良くないと見てオリックスベンチが、3回からリリーフを準備していたことに現れています。松葉が四球で無駄な走者を出しながら、西武打線がつながらずに大量点が取れない、嫌な流れになってきます。4回に1死1,3塁で森が投ゴロ併殺に倒れた逸機で松葉に元気が出たようで、5回はメヒア、浅村、栗山を3者凡退に切って取ります。

6回に勝ち越し点を入れたオリックスは、6回裏に松葉を続投させます。これが勝負を分けました。西武としてはこの回で最低でも追い付いておかないと、オリックスの勝ちパターンの継投が出ます。その期待に応え、松葉のスライダーが真ん中に入ったところを秋山、森の連続タイムリーで逆転し、リリーフ比嘉からこれも真ん中のスライダーを浅村が2点タイムリーを放って勝負を決めます。

菊池は7回3失点と先発の役割を果たし、8回牧田、9回大石とつないで西武が逃げ切りました。もちろん、シビアに見ればメヒアが1塁牽制を後逸する、鬼崎の併殺を取ろうとした1塁送球をメヒアが取れないなど、西武の戦い方にまずさは見られます。それでも、ファンとしては行った試合で勝ってくれたことは良かったと、夏の一日を振り返ります。






















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