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次世代のエース(菊池雄星)

2016-08-13 21:36:54 | 他スポーツ
野球観戦に出かけた直後なので、西武ライオンズネタを書きます。野球では花形ポジションの先発投手が目につくので、先発の菊池雄星投手を取り上げます。今回、菊池の投げ方を注目して見ましたが、右足を少し開き気味の位置に置いてから、大きく後ろに上げてひねりを付ける投げ方をしていました。

この投げ方を安定させるためには、相当の下半身の力が要るでしょう。菊池はかつての甲子園の星で、花巻東高校時代に選抜準優勝、夏4強と活躍しましたが、即戦力というわけにはいかなかったプロの壁がありました。その壁を乗り越えるために、菊池は体を大きくすることを意識して体重を100㎏近くまで増やす肉体改造に着手しました。今の投げ方ができるのは、おそらくその肉体改造の成果だと思います。

その結果、少し厳しめと言われる西武プリンスドームのスピードガンでも、150kmのストレートを投げられるようになってきました。菊池のいいところは、ストレートを低めに制球できることと、7回近くまで投げ切って先発の役割を果たしてくれることです。やはり、先発投手が5回や6回で降板するようでは、ブルペンに課題のある西武では勝つことが難しく、ある程度のイニングは投げることを期待されていると思います。事実、昨日のオリックス戦では、5回近くまでリリーフを全く準備しないほどの信頼感でした。

今季、菊池は開幕投手にもなり、岸の西武から菊池の西武へと世代交代を進めようとしているのが首脳陣の期待だと思います。6球団競合のドラフト1位ということを考えると、いつかはこの域に達することは期待されていたと思いますが、ようやくたどり着いてくれた、そんな思いです。

課題は、カーブでカウントを整えることと、四死球の数を減らすことでしょう。一昨年、菊池はヤクルト戦でノーヒットノーランまであと5人まで来たことがありますが、このときは6四死球とピンチを作っていました。それが減って、ストライク先行のカウントを整えることが常時できれば、もっといい投手になれる期待もできると思います。とりあえず、今季は自身初の二桁勝利は期待したいです。






























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