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序盤の動きの良さ(4/30U-23日本対イラク)

2024-05-01 10:40:21 | ワールドサッカー
日本時間で昨日未明に行われた、U-23アジアカップの準決勝日本対イラク戦は、2-0で日本の勝利に終わりました。この結果、日本はこの大会で3位以内に与えられるパリ五輪への出場権を得ることができました。この大会に対する期待が五輪出場権の獲得があったので、今回のU-23日本代表は見事その期待に結果で応えてくれました。

いつものゲームレポートですが、序盤のイラクがかなり日本をリスペクトしていたようで、5-4-1で後ろに人数をかけていました。日本にボールを回されるのは覚悟の上で、我慢して前半を0-0で折り返したいというのが狙いのように見えました。日本が、イラクの後ろのブロックの外側でボールを回して攻め切れないと相手の狙いにはまってしまいます。

日本は、左サイドの平河と大畑でサイドを崩してからの仕掛けを狙ってきました。この日の大畑は個人技がイラクDFに対して通用しており、大畑が持ってからの折り返しを藤田がワンタッチで出すと、ゴール前にいた細谷がうまく抜け出して、日本は先制点を得ることができました。前半のシュート数は日本が11本、イラクが1本と大差がついており、前半終了間際の荒木のシュートで2-0とできた日本は優位な展開で折り返します。

日本が前半一杯、DFラインでほぼ自由にさばけたことが、日本の得意とするパス主体の攻めが機能した要因ですが、さすがに後半はイラクが修正してきました。イラクはまず両アウトサイドを上げて中盤のラインに入れて、1トップの18番以外にもMFの7番と10番が前からプレスに来て、日本にDFラインからさばかせないようにしてきました。

このイラクの修正には日本は手こずった様子で、イラクが入れてくるアーリークロスがFWに合うピンチも作られましたが、今大会好調なGK小久保が長い手を伸ばして追いつきしのぎます。日本としては中盤のパスミスを避けてボールをサイドまでは入れたいところでしたが、そのミスが時折出てイラクに長いボールを入れられたことは課題になりました。

それでも、前半に得ていた2点の貯金を生かして逃げ切ることができました。五輪出場権を得たことで、この大会のノルマは一つクリアできましたが、日本にとっては優勝が目標のはずで、決勝戦のウズベキスタン戦の勝利も期待したいところです。選手を入れ替えながら戦って、チーム23人全員で勝ち取った、見事な勝利でした。

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