マニアックなワールドサッカーネタですが、先日のW杯予選、イングランド対ポーランドを見ました。イングランドは勝てばグループ1位が確定しW杯出場決定ですが、引き分け以下だと2位ウクライナがサンマリノに勝てば逆転されるという立場でした。サンマリノは勝ち点0のダントツの最下位で、最初からイングランドは勝たなければいけないという条件を理解して試合に入ったと思います。
イングランドのスタメンは前回のW杯から大きく入れ替わっていて、W杯経験のある選手はFWルーニーとMFジェラードだけという若手主体のチームで戦っていました。それでも、MFウェルベック、MFキャリック、右SBスモーリングはマンU、FWスターリッジはリバプール、CBケーヒルはチェルシー、GKハートはマンCと、強豪チームのレギュラークラスで欧州CLを経験しているはずで、国際経験は豊富なはずです。
しかし、そんな大物揃いのチームでも、ウェンブリーでW杯を賭けた最終戦というのは重圧がかかっているということはプレーに現れていました。スターリッジやウェルベックは所属チームではありえないような、決定機を外すミスを繰り返しました。CKからのポーランドのカウンターに肝を冷やす場面も何度も見られています。
そんな重圧を跳ね返したのは、経験あるルーニーの力でした。前半終了間際に左SB(ベインズ?)のクロスをうまく頭で合わせて、大舞台できっちり先制点を取ってみせます。イングランドは押している試合なのに、なかなか点が取れないというしびれる展開でしたが、このゴールで落ち着くかもと思いました。
しかし、試合は終盤まで1-0のまま推移します。イングランドといえども、絶対に勝たなければいけない試合で1点を守り切るのはきついと、解説の山本氏は話しています。特に最後の15分は硬くなるとのことでしたが、確かに最後の方はボランチがバックパスをしたり、大きなピンチでもないのにDFが大きくクリアしたり、苦しいのが見て取れました。
それを引き締めたのが、大ベテランのジェラードでした。チャンスにオーバーラップしたジェラードは、普段は強烈なミドルを売りにしていますが、この場面は確実に点を取ろうとテクニックで相手を抜きに行き、GKの頭上を越す技ありのシュートで87分に2点目を入れます。
イングランドといえど、W杯を賭けた試合の重圧は大きいと、試合を見ていれば結果は順当勝ちでも映像に伝わるものです。イングランドは無敗で予選を通過しましたが、序盤はモンテネグロに首位を走られ、アウェイではウクライナに引き分けたりと、決して順調な道ではありませんでした。最後のホーム2連戦で、モンテネグロ、ポーランドに連勝してW杯切符をつかみましたが、イングランドといえど苦しむという事実を見ると、日本が親善試合でセルビアとベラルーシに連敗しただけで監督解任論が出るのはどうかという気もします。
イングランドのスタメンは前回のW杯から大きく入れ替わっていて、W杯経験のある選手はFWルーニーとMFジェラードだけという若手主体のチームで戦っていました。それでも、MFウェルベック、MFキャリック、右SBスモーリングはマンU、FWスターリッジはリバプール、CBケーヒルはチェルシー、GKハートはマンCと、強豪チームのレギュラークラスで欧州CLを経験しているはずで、国際経験は豊富なはずです。
しかし、そんな大物揃いのチームでも、ウェンブリーでW杯を賭けた最終戦というのは重圧がかかっているということはプレーに現れていました。スターリッジやウェルベックは所属チームではありえないような、決定機を外すミスを繰り返しました。CKからのポーランドのカウンターに肝を冷やす場面も何度も見られています。
そんな重圧を跳ね返したのは、経験あるルーニーの力でした。前半終了間際に左SB(ベインズ?)のクロスをうまく頭で合わせて、大舞台できっちり先制点を取ってみせます。イングランドは押している試合なのに、なかなか点が取れないというしびれる展開でしたが、このゴールで落ち着くかもと思いました。
しかし、試合は終盤まで1-0のまま推移します。イングランドといえども、絶対に勝たなければいけない試合で1点を守り切るのはきついと、解説の山本氏は話しています。特に最後の15分は硬くなるとのことでしたが、確かに最後の方はボランチがバックパスをしたり、大きなピンチでもないのにDFが大きくクリアしたり、苦しいのが見て取れました。
それを引き締めたのが、大ベテランのジェラードでした。チャンスにオーバーラップしたジェラードは、普段は強烈なミドルを売りにしていますが、この場面は確実に点を取ろうとテクニックで相手を抜きに行き、GKの頭上を越す技ありのシュートで87分に2点目を入れます。
イングランドといえど、W杯を賭けた試合の重圧は大きいと、試合を見ていれば結果は順当勝ちでも映像に伝わるものです。イングランドは無敗で予選を通過しましたが、序盤はモンテネグロに首位を走られ、アウェイではウクライナに引き分けたりと、決して順調な道ではありませんでした。最後のホーム2連戦で、モンテネグロ、ポーランドに連勝してW杯切符をつかみましたが、イングランドといえど苦しむという事実を見ると、日本が親善試合でセルビアとベラルーシに連敗しただけで監督解任論が出るのはどうかという気もします。