明日は代表戦なので、日本代表の選手を取り上げます。前回のイラク戦で出場停止になり、ザッケローニが代役探しに苦労したことから改めて存在の大きさを感じたCB、今野泰幸選手のネタです。今でこそ代表でもG大阪でも当たり前のようにCBに入っている今野ですが、プロ入りして初めて所属した札幌ではボランチでした。
東北高校を卒業した今野は当初自分がプロに通用するとは思っておらず、地元の社会人チームでアマチュアとしてプレーする予定でした。そんな今野に札幌から来たオファーには本人も何が評価されたのかわかっていなかったようですが、一度しかない挑戦の機会と決意してJリーガー今野が誕生します。
プロ1年目は名将岡田監督の下でプレーした今野は、その1対1の強さを評価されて守備的なボランチとしてポジションを得ます。2003年のワールドユースUAE大会ではキャプテンに選ばれた今野はチームの要としてベスト8に貢献します。
A代表入りはジーコ監督時代です。当時は最終ラインの4つのポジション全てをこなせる今野は便利屋として主な出番は途中出場でした。この時期は当時の所属のFC東京でCBに入ることが多くなります。
当時のFC東京の原監督は、ボランチとして代表のスタメンに向けてアピールしたかった今野を急造CBとして使ったのは悪いことをしたと話していましたが、これが後の代表CBにつながるのですから、人間何が幸いするかわかりません。
プロ入り当時は長所を理解していなかった今野もこのあたりになってくると明確な長所がプレーに現れてきます。それはパスセンスの高さとセットプレーの強さです。上背はそれほどではない今野がヘディングに強いことは意外な長所で、このセットプレーの前に優勝目前だったC大阪が同点ゴールを決められて目前の優勝を逃したことがあります。
パスセンスに関しては、ザッケローニが今野の出場停止の代役にパスセンスに優れた伊野波を呼んだあたりに、今野のカーボンコピーが欲しいという意図を感じました。高さのある吉田と組ませるのはテクニックのあるタイプと決めているらしく、パワー系の中澤や闘莉王には声も掛けていません。
今回のオマーン戦は、以前当ブログに「暑さはさほどではない」と書きましたが実際はドーハで34度あるなど暑いらしく、暑さで苦しむ選手を後方で落ち着かせる今野の役割は重要になってきます。勝てばW杯に王手がかかる一戦である以上、引き分けとは言わず勝利を求めて欲しいと思います。
東北高校を卒業した今野は当初自分がプロに通用するとは思っておらず、地元の社会人チームでアマチュアとしてプレーする予定でした。そんな今野に札幌から来たオファーには本人も何が評価されたのかわかっていなかったようですが、一度しかない挑戦の機会と決意してJリーガー今野が誕生します。
プロ1年目は名将岡田監督の下でプレーした今野は、その1対1の強さを評価されて守備的なボランチとしてポジションを得ます。2003年のワールドユースUAE大会ではキャプテンに選ばれた今野はチームの要としてベスト8に貢献します。
A代表入りはジーコ監督時代です。当時は最終ラインの4つのポジション全てをこなせる今野は便利屋として主な出番は途中出場でした。この時期は当時の所属のFC東京でCBに入ることが多くなります。
当時のFC東京の原監督は、ボランチとして代表のスタメンに向けてアピールしたかった今野を急造CBとして使ったのは悪いことをしたと話していましたが、これが後の代表CBにつながるのですから、人間何が幸いするかわかりません。
プロ入り当時は長所を理解していなかった今野もこのあたりになってくると明確な長所がプレーに現れてきます。それはパスセンスの高さとセットプレーの強さです。上背はそれほどではない今野がヘディングに強いことは意外な長所で、このセットプレーの前に優勝目前だったC大阪が同点ゴールを決められて目前の優勝を逃したことがあります。
パスセンスに関しては、ザッケローニが今野の出場停止の代役にパスセンスに優れた伊野波を呼んだあたりに、今野のカーボンコピーが欲しいという意図を感じました。高さのある吉田と組ませるのはテクニックのあるタイプと決めているらしく、パワー系の中澤や闘莉王には声も掛けていません。
今回のオマーン戦は、以前当ブログに「暑さはさほどではない」と書きましたが実際はドーハで34度あるなど暑いらしく、暑さで苦しむ選手を後方で落ち着かせる今野の役割は重要になってきます。勝てばW杯に王手がかかる一戦である以上、引き分けとは言わず勝利を求めて欲しいと思います。