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Kobby loves 埼玉&レッズ

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最悪の結果ではない(6/7オマーン対日本)

2008-06-09 21:01:18 | ワールドサッカー
ちょっと古いネタですが、アウェーのオマーン戦の感想です。オマーンは横浜での試合で0-3の惨敗を喫したことで、リバス監督を解任してきました。監督が違えばやりたいサッカーも選ぶメンバーも違いますから、不気味ではありました。ただ、準備期間がわずか5日ですから、オマーンが戦術的に成熟したサッカーをすることは不可能です。

当然ロングボールを蹴ってくるサッカーだろうと思っていましたが、1トップの選手が横浜のときのアルホスニではありませんでした。代わりに使った9番の選手は、上背はさほどなく、スピードを武器にするタイプでした。確かに、中澤と闘莉王に高さで勝つのは難しいということが十分わかったでしょうから、真ん中で競らず、日本のSBが上がった裏のスペースを狙ってきました。

この狙いは成功しました。日本が早い時間で点を取ろうとして、前で回すサッカーをやっていましたから、取ってからすぐ縦へという狙いははまりました。その結果、ミドルシュートでオマーンが先制し、オマーンにとっては残り時間を守備的に戦うというゲームプランで全員の意識が一致したと思います。

それでも、中村俊輔のキックの精度があれば、十分チャンスは作れるのですが、オマーンには中東のNo.1GK、アルハブシがいました。並のGKなら点になりそうな、大久保のヘディングシュートを、至近距離で止めています。この結果、0-1で前半を折り返し、これは引き分けでもやむを得ないと思いました。

しかし、日本はあくまで勝利を狙って、前から仕掛けました。そんな姿勢が、玉田のPK奪取につながったと思います。アルハブシは、4年前のW杯予選で、中村俊輔のPKを止めた因縁の相手でしたが、今回は遠藤が蹴り、見事に相手GKが一歩も動けないシュートを決めました。

しかし、この試合は負ける可能性も高かった試合でした。疑問の残る判定ですが、闘莉王がPKを取られたからです。しかし、オマーンのキッカー、ドゥールビーンのシュートはコースも甘く、シュートスピードもあまりありませんでした。その結果、楢崎が止めて、この試合を引き分けに持ち込みました。

これで、オマーンとは残り2試合で勝ち点3差ですから、日本は勝ち点4を取れば自力で3次予選を突破できます。また、オマーンがバーレーンに敗れるようなことがあれば、次節のタイ戦に引き分けても決まる可能性があります。ただ、それはあまりにも楽観的すぎるシナリオなので、日本としては最終戦のバーレーン戦を引き分けても突破という条件にしておきたいです。タイ戦は当然勝ちを狙うことになるでしょうが、オマーンがバーレーンに勝っても焦らないようにしておきたいです。
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