実写化はあまり好きではないけど、ひぐらしシリーズとなるとやはり気になってしまう今日この頃。
劇場版の「ひぐらしのなく頃に」。「えっ、こんなにヒント出していいの!?」っていうくらいヒント満載だった。原作知らない人だとどの辺がヒントなのかサッパリ分からないかもしれないけど、原作の鬼隠し編に比べればヒントが多く難易度はかなり下がってると思う。
そういえば、若干とはいえ、「綿流し編」&「目明し編」の内容も含まれてたねぇ・・・祭具殿が深く関わるのは「綿流し編」と「目明し編」だけなんだけど。
役者は・・・すいません、私全然知らない人なんだけど、微妙?なんだかまだぎこちなさがあるというか・・・まだまだこれからだなって感じ?それと、沙都子の出番が全然ないよね?(笑)梨花は奉納演舞で出番があったけど、沙都子は最初の黒板消し落としくらいしか目立ってねぇ!?ぃゃ、原作の鬼隠し編の後半部分でもあまり出番が無かったけど。序盤の部活部分が一切カットされちゃってるので、沙都子の存在感は皆無だったなぁ・・・。
あまり時間をかけずに原作の後半部分に突入してたけど、あれだと原作知らない人って置いてけぼりくらっちゃうんじゃないの?雛見沢の良いところを存分に見せてから後半の暗い部分を見せるのが面白いのに、序盤をほとんどカットしていきなり後半突入だった。セリフも少なめだし・・・。映像で見せてるだけだねぇ。
「ひぐらし」の良いところって序盤で思いっきりハチャけて後半でズボッと落としてくるところなんだと思うけど、結局最初から最後まで暗い感じだった。
あと、メディアの違いだからなのか、圭一の転校理由が変わってるのと、転校初日の圭一の態度が気に入らない。原作ではエアガン事件から心機一転を誓って転校してきているはずなのに、劇場版では東京にいたときの雰囲気をそのまま持ち出してるようだった。圭一の雛見沢分校への転校について1番分かるのはPS2版の完結編「澪尽し編」で、それは原作の完結編「祭囃し編」にも無かった場面であり、私が結構気に入っているシーンなのだけど、そういうのを知ってるだけに、余計にあの態度が気に入らなかった。
後半はホラー&サスペンス中心で良いのだけど、いくら圭一視点とはいえ、レナと魅音が壊れすぎな気がする(笑)
あと、「鬼隠し編」の名セリフであるレナの「嘘だ!!」はあまり迫力なかった。1番良かったのはPS2版かなぁ。声付じゃないなら、コミックス版のレナが1番迫力あるね。原作の文字だけってのも良いけど。
次回作が既に発表されているが、予告編を見る限りでは、どうも「綿流し編」では無さそうだね?劇場版は劇場版で違う展開になるのかな。
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