クリアしました。CGも100%達成。つか、選択肢が少ないのでCG回収は楽なものでしたが。
で、オーガスト作品では定番である全シナリオ読破後にタイトル画面のとある部分をクリックすると見られる隠しシナリオ「王がスト」(”王がストライキ”を略して”王がスト”→ブランド名の”オーガスト”になるというダジャレ)も見ました!王様の性格壊れすぎw りっしーってwww
・・・ま、ソレは置いといてヽ(´ー`)ノ
アレ以外に救いがなかった世界だったとはいえ、最後はなんか哀しい結末でしたね。ぃぇ、世界が救われたのは違いないのですが、なんかスッキリしないというか・・・こういう終わり方はあまり好きではない。
ぶっちゃけると「魔法少女まどか☆マギカ」のようなエンディングですよね、これ。ティアに関しては藤崎竜版「封神演義」の妲己かよ!って思いました(´・ω・`)
終章ではいよいよティアの能力の謎が解けます。そして、カイムが出してなかった「生きる意味」の答えも出ます。
カイムに関してはかなりイライラしましたね。終章に入ってからは状況に流されてるだけでルキウスに従うだけの人形に成り下がってましたし。かつてのリシアと同じでした。
かつて仲間だったジークや救った元聖女たちが敵に回り、さらにルキウスたちも味方とは言えなくなった状態でエリスに言われてようやく結論を出すなんて・・・結論出すのが遅すぎです。さんざん人にいってきたことが全てオウム返しになって自分に返ってきてましたしねぇ。
とりあえず、カイムがもっと早くに結論を出していたら、もっと違う結末になっていたかもしれないのにね。と思います。
まぁシナリオは結末に関しては不満はあるものの、全体的には良かったと思います。
プロローグ~黒羽事件、聖女編、王室編は面白かったです。組織抗争はエリスに関する部分を除けば面白かったです。終章は先に言ったようにカイムの行動と結末さえ除けば良いと思います。
あとはもう少し各ヒロインに対して掘り下げてほしいとは思いましたけどね。各エピソードが終わると関わりが極端に薄くなってしまいましたし・・・。ティアに関してはせっかくメインになったのにヒロインらしいことはほとんどないままでしたよ。
まぁ、個別ルート(全ての謎が解決しないまま各ヒロインと結ばれるエンディング)はなかなか面白かったですけど。特にフィオネとリシアが良かった!でも、ティアに関しては絶対に無理なのでありませんでしたがorz(おまけシナリオでカイムの夢の中の出来事は語られていますが)
こういう物語を観ると、やっぱ「ありきたりでもハッピーエンドが1番良い」って思えますね。全ての問題が解決してない個別ルートの終わり方は良かったですし。だからギャルゲーには学園モノが多いのかな。
つまりあれですよ、ちゃんと主人公とヒロインが結ばれて終わるっていうのが普通ながらも1番良いってことです。
おまけシナリオはHシーンばかりですがHシーンがないものはそこそこ面白かったですよ。特にリシア編の養育計画がw ヴァリアスさん慌てすぎwwwwww
キャラは、フィオネ>ラヴィリア>リシア>ティア>メルトって感じですね。フィオネ&ラヴィリアがめっちゃ良いです!!リシアは個別ルートがめっちゃ可愛い。ティアはもう少し胸が大きければなぁ。
メルトに関しては生き残ってて欲しかったorz おまけシナリオでは出番は多いんですが、メインを飾ることは終ぞなかった(;´д⊂)
エリスは前半は好きになれなかったけど、後半は良い女になりましたね。後半のエリス限定なら好きになったかも。とにかく見た目だけなら1番好きなんだけど性格に難ありなんですよ(´Д`;)ヾ
・・・とまぁ、これで「穢翼のユースティア」はひとまず終了です。他のゲームとの同時進行はせず、これ1本に集中してプレイしたので早く終わってしまいました。
かなり気合の入ったシナリオなので、世界観の完成度は高かったです。ただ、設定やメインストーリーに凝り過ぎた分、CGや各キャラのイベントなどには不満が多いですけど。各ヒロインとも気に入ったCGが1~2枚しかないとは・・・。Hシーンはそこそこ良いCGが多かったですけどね(爆)
シナリオの方はもう語ることはないので省きますが、結末に不満を抱えている人がかなり多いですね。確かにハッピーエンドではないのですが。ただ、その部分が私がよりこの作品に引き込まれた理由であります。
というのも、私が思うに「この作品においてどのルートもハッピーエンドなどはない」と考察しているからです。
なぜなら、世界滅亡が迫っているのは最後までプレイしたなら分かるでしょうが、描写こそされていませんが、フィオネ、エリスの章では世界滅亡は確実に避けられないでしょう。ティア以外の章で世界を救うにはティアを天使代わりにして都市を浮かせ続けるしか方法がないのですが、エリスまでの章では、カイム以外にその力を目にしたものがいない上に、ティアに世界を救う力があるのがどうか誰も知らないので、ヒロインエンド後の都市落下、ティア編であった黒い混沌による人類滅亡は避けられません。
イレーヌ(コレット)ラヴィリア編後でも都市落下の可能性が極めて高いと思われます。このルートに入った後、ティアはルキウスの保護を受けているらしいので、ルキウスが都市を救う実験をして、ティアがそれに協力している可能性はあります。しかし、この時はまだギルバルトが政権を担っているため、それをまず倒さないとなりません。カイム、ヴァリアス、リシアの協力なしでギルバルトをイレーヌ(コレット)ラヴィリア編後に倒せる可能性は低いと思われます。
問題はリシア編で、恐らくルキウスはカイムの知らないところでティアを天使の代わりとして都市を浮かせにかかるでしょう。前の天使の力が尽きる前にティアを天使にできるのかが第一関門ですが、それをクリアしても、そもそもティアは前の天使(初代聖女イレーヌ)が世界を滅ぼすために作った人間(天使)なので、果たして世界を救えるのか?そして、それを果たしたとしても、カイムにとってはリシアとの幸せと引換にティアを失うことになるので、あまりハッピーエンドとは言えないでしょう。つまり、ティアにはそもそも日常を普通に送り続けられるエンドはなかったということになります。
ティア編以外のエンド曲がなんだか物哀しい感じなのはこの後どうなるのかが暗示されているような気がします。(続く)
あと、この作品はよく「不条理」が表現されていますね。カイムは結局、親の敵のはずのギルバルトと同じく、一人の女のために世界を滅ぼす行動に出て、ルキウスも快く思っていなかったネヴィルと同じ、世界の救済のために一人の犠牲を出そうとしていましたし。(もちろん、状況が全く違うということは理解していますが)そして、勝ったのはカイムにもかかわらず、最後に残ったのは、ティアの犠牲によるルキウスが望んだ「世界の救済」であったということですね。これだけストーリー性が高い作品はなかなか無いと思います。
・・・また長々と書いてしまいました。好きなゲームだと、つい時間を忘れて感想を書いてしまいます。アンサンブルの乙女シリーズのFDを買ったので、オーガストはまた後回しになってしまいましたが、千桃はちゃんとやる予定です。では、また感想を気が向いたらコメントするので、返信をいただけると嬉しいです。
ユースティアですか。懐かしいですね。
このタイトルはシナリオは面白かったですが、全体的に暗めな雰囲気だったので、1回しかプレイしてないんですよね。
プレイしたのは数年前だし、内容は大雑把にしか覚えてないので語ることは出来ませんが・・・w
こういう昔の作品ももう1度プレイしてみると以前とは違った感想を抱くのでしょうけど、いかんせんやる時間が無いですねぇ。
ユースティアは基本的には救いのない物語で、結末がハッピーエンドではないことから、その点が自分は不満ではありました。
これが納得のいく形であるなら良いのですが、主人公の行動に不満が多かったので・・・。まぁそこは主人公に求めるものの違いということで。ユースティアのそういった不満を解消してくれたのが千桃でした。
個別ルートに関しては、伏線は回収してないけど、とりあえず幸せなエンディングっていう形で終わっているので、それ以上のことを考えるのは無粋かなと思っております。
エリスはなぁ・・・今まで色んなヒロインを見てきましたが、好きになれなかったヒロインというのは珍しかったです。好みじゃないヒロインでもそれなりに気に入るはずなのに、エリスだけはどうしても好きになれなかった。
終盤のエリスはともかく、途中までのエリスの心理は複雑すぎてまったく理解できなかったので・・・。
千桃はメインストーリーは今年プレイした作品の中では1番良かったと思っています。個別ルートはユースティアよりも不満が多かったですがw
ただ、私がここまで考察して思うに「穢翼のユースティア」というタイトルは決して行き過ぎなタイトルではなかったんだなあと思いました。当時は複数ヒロインいるのに一人のヒロイン名をタイトルに付けるのはやり過ぎだと思いましたが、ティアがいないとどのルートでも世界救済できないですから。
ストーリーは良かったのは間違いないのですが、突き抜けて好きになったヒロインはいなかったんですよね・・・。
エリスは個別ルートに入ったとたんに冷めてしまいました。生い立ちによるものなんでしょうけど、あんなヤンデレだとちょっと・・・。という感じです。発売前だと一番だったんですけど。
私のヒロイン順は
リシア>ラヴィリア>フィオネ>ティア=イレーヌ(コレット)>エリスでしたね。発売前と発売後で大きく順位が入れ替わりました。まあ、リシアとラヴィリア、コレットは体験版で全然出番なかったですけれど。リシアは甘えてくるところと王として成長していくところがとっても好きになりました。あと、金髪ツインテール。ラヴィリアは甲斐甲斐しくお世話してくれるところと、健気なところ。フィオネは真面目に職務をするところと、乙女な部分がそれぞれ好きでした。
過去作のコメントにも付き合って頂き、ありがとうございました。私にとっては3回はクリアしまうほどの好きな作品だったので・・・。これからはなるべく新しい作品のコメントをするようにします。
ただ、プレイ本数が多くて、内容をよく覚えてない作品もあるので、そのときはご容赦を・・・w
ユースティアはシナリオ重視なので、ヒロインは普通というか、他の作品と比べてヒロインの印象は薄かったですね。まぁエリスに関しては違う意味で印象に残ってましたけどw
リシアは人気ありますよね。確か発売後の人気投票で1位になったかと思います。
自分はフィオネとラヴィリアの2人が気に入ってます!