今週からKeyの麻枝准さん脚本のTVアニメ「Angel Beats!」が放送されるけど、その麻枝准さんがゲーム以外で手がけたもう1つの作品があるのでご紹介。
「ヒビキのマホウ」です。
舞台は魔法と科学が混ざったファンタジー世界。ここでの「マホウ」(この作品ではカタカナで表記される)は一般的なファンタジー作品で使われる”魔力”を使うものではなく、その魔力とは違う”代償”として使用者の”何か”を消費していくもの。
それは記憶だったり命だったり人によって様々だが、「マホウ」を使うには何らかの代償を支払わなくてはならない。
ハガレンのエド風にいうと”等価交換”ってことになるか。使う「マホウ」が強大であればあるほどその”代償”も大きくなっていくって感じだね。
主人公はある有名なマホウツカイの助手をしていたヒビキという女の子。そのマホウツカイの研究所を巡ったトラブルで住んでいた家を出ることになったヒビキ。
そして行き着いた街にあるマホウの学校で偉大なマホウツカイの助手をしていたという理由で先生をすることに。
「マホウ」を使えないヒビキと「マホウ」に関わる人々の、ちょっと笑えてちょっと切なくなるお話です。
Key作品を好きな人なら問題なく面白いと感じると思うっていうか、この話は一般の人にも薦められるかも。
この後の展開が気になるんだけど、麻枝准さんの話によると作画を担当している依澄れいさんの心身の状態があまり芳しくないらしく、続きが描ける状態ではないとの事。詳しい事情は分からないんだけど、楽しみにしているファンは多いと思うので早く復帰ほしいですね。