女王ウオッカ復活!!
確定直後にウオッカの厩舎関係者が泣いてるところ見て感動しちゃったわー。
やっぱ好きな馬(ウオッカ)が勝つと嬉しいねー。
レースは予想通りリーチザクラウンが逃げ、1000メートル58秒台の早いペース。ウオッカは4~5番手を追走していた。
道中舌を出していたようだが、とりあえず折り合いはついていた。早いペースになったことが良かったのかもしれない。
4コーナーを回ったところでもウオッカはまだジッとしていた。直線に入り、馬群を捌いたところで一気に先頭へ。
このまま押し切るかと思ったそのとき、外から昨年の菊花賞馬オウケンブルースリが襲い掛かってきた。
逃げるウオッカ、追い込むオウケンブルースリ。ゴール板を通過したときはほぼ同時、外の方が勢いが良かったように見えた。
まるで昨年の天皇賞・秋のダイワスカーレットとウオッカの勝負を見ているかのよう。
その時のクビ差の3着馬がオウケンブルースリと同期のダービー馬ディープスカイ。
オウケンブルースリは志半ばで引退を余儀なくされたディープスカイの思いも託されたかのような物凄い追い上げだった。
写真判定の結果が出るまで10分くらい。確定の赤ランプが着いたとき、東京競馬場のスタンドからは大歓声が上がった。
電光掲示板の1着のところに表示されたのは5番。ウオッカの馬番号だ。
これでウオッカはG1・7勝目。ディープインパクト、シンボリルドルフ、テイエムオペラオーと並ぶ、G1最多勝利数(中央G1のみに限定)となった。
牝馬ではもちろん史上初。本当にすごい馬だと思う。人気実力ともにナンバー1は揺ぎ無いね。
このまま現役を続けるのか、それとも引退するのか・・・今後の動向が気になります。
そういえば、馬番号の5番ってダービーを勝ったときと同じ番号だね。こういう偶然って競馬ではよくあることだねー。
しかしまぁ・・・この馬をちゃんと負かせる馬はなかなか現れないね。2回連続で勝ったカンパニーは引退しちゃったし。
2着のオウケンブルースリは末脚は凄かったけど、もう一歩届かなかったねー。あと数メートル長ければ勝ってただろうけど、これも競馬。
次走は有馬記念だろうけど、頑張ってほしいね。
驚いたのは3着の秋華賞馬レッドディザイア。3歳牝馬だけどよく頑張ったよ。今年の3歳牝馬のレベルの高さを証明する走りだった。
この馬を基準とするならブエナビスタもジャパンカップに出てれば優勝争い必至だったねー。
有馬記念に今回の上位馬全部が出て、かつダービー馬ロジユニヴァースが復活し、皐月賞馬アンライバルドや菊花賞馬スリーロールスも出走して、2冠牝馬ブエナビスタまで出走したら正に夢の舞台だよねー。もしそうなったら観に行きたいねー。
・・・ってか、チャンピオン決定戦なら、紛れの多い中山競馬場じゃなくて東京競馬場でやってほしいよなー。馬券的には面白いかもしれないけど。
ともあれ、ウオッカおめでとう!ルメール騎手ありがとう!
来週はジャパンカップダート。米国三冠レースの勝ち馬が初出走ということで盛り上がってたけど、骨折して回避することが決定。
もうダートのほうは「ジャパンカップ」の冠は変えた方がいいんじゃないか?
だって、日本のダートってアメリカの馬場とは全然違うし、日本馬以外はあまり走らないだろう。しかも、アメリカにはない右回りの競馬場。何故、東京競馬場じゃダメなんだ?
今年は結局外国馬1頭だけっぽいしな。アロンダイトが優勝した年なんか1頭も外国馬いなかったし。
なんだかなぁって思うよ、うん。
まぁ、同期のダート最強馬カネヒキリが居ないところでは負けられないヴァーミリアンが勝つか、世代交代かってところだね。