アオキの花と果実

「アオキ」（青木）はミズキ科またはアオキ科の常緑低木で、
日本原産です。東北南部、関東以西の山地の森林内に自生します。
　
鳥が運んできた種子が、自宅北側のブルーベリーの株脇で芽生え、
赤い実を着けるようになりました。（雌雄異株で、雌株でした）
朝陽が少し当たるだけの場所です。
　
３月下旬から４月中旬にかけて、花と果実が同時に見られます。
　

　
　
昨年の９月初めには、緑の実が着いていました。　
　

　
２月下旬、実が大きく膨らみ、白っぽい色になりました。
　

　
３月半ば、赤く色付いてきました。　
　

　
３月中旬、枝先に出来た蕾が、開き始めました。　
　
　
　
３月下旬、１つの蕾からたくさんの花を開き、
円錐花序を作ります。　
　
　
　

　
４月上～中旬、開花期は同時に果実の赤熟期で、
艶のある赤い果実が、濃い緑葉に囲まれ、目立ちます。
　

　

　
花は褐色を帯びた紫色で、花弁は４枚、
雌花なので、雄しべは退化し、緑色の花柱があります。　
　

　

　
この虫は、ガガンボ？　
　

　

　
４月半ば、枝先の花は花弁が散り、残った子房が果実へと生育します。
熟した果実は、鳥に突かれ、　
　

　
（前年には、赤熟する前に果実を全て鳥に食べられたので、
今年は３月に網袋をかけておきました。）
４月下旬、全部食べて下さい！　
　

　
我が家のアオキはこれ1本だけなので、花粉はどこから？