やる気がなくてぼーっとネットを見ていて、急に
「そうだ、お父さんの生まれた場所に行ってみよう」
と思った。
私が今住んでいるところから意外に近いのだ。
お父さんが生まれた時から中学くらいまで住んでいたところ。
(疎開で田舎に引っ越した。)
実はそこには昔お父さんと行ったことがある。
そのときも、休日の朝、天気が良くて暇な日だった。
お父さんの子供の時の話を聞いていて、急に
「思い出の旅(ってほどの距離じゃないけど)に行ってみない?」
ってことになって、二人で思い出の地を巡ったのだった。
お父さんはこういう時ノリがいい。決して断らない(⌒▽⌒)。
「俺に任せろ、ずっと住んでいたんだから」
と自信満々だったが、60年もたっているうえ、空襲でやられているので、とても迷った(⌒▽⌒)。
それでも歩いているうちに、焼け残った古い建物などをみつけてだんだん記憶が蘇ってきたのだ。幼馴染の家なんか見つけたりして(もうその時は亡くなってらしたが)。
今日その辺を歩いて、お父さんと歩いたことを思い出すと、やっぱり胸が痛く、気が遠くなるような気がした。
あれはいつのことだっただろう。10年くらい前?
私はその時のことを写真日記にしていた。
探し出してみてみたらなんと18年前!
なんて長い年月が流れたんだろう‥。私も年取るはずだよ!
写真のなかで胸を張っているお父さんをみると、懐かしくて。
そうか、もうそんなに時がたったのか。
人生は夢のようだ、ってよくお年寄りが言っているのを聞き流していたけど、ものすごく実感した。
帰りは魔がさして歩いて帰ろうとして、すごく迷った。
線路沿いに歩こうと思ったら、線路沿いに道がないし、くねくね曲がった挙句にいきどまりとか、あのへんほんとごちゃごちゃしてる!
疲れたよーお父さん(⌒▽⌒)。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます