ユーカリの木の下で

旅行、観劇大好きなakiが日々の出来事などをのほほんと綴っていきます。

宝塚歌劇 花組公演「ファントム」 8/29(火) ソワレ

2006年08月30日 | その他観劇

というわけで、人生2回目の宝塚です。(一回目は前日までの発熱のせいでヘロヘロだったたので殆ど記憶がない
劇場の前の雰囲気からして四季劇場とは全く違っているので、入り口でチケットを取ってくれたヅカファンの友達を待っているときからもうワクワクしてました
女の人ばっかり~!年齢層幅広ーい!
中のつくりも豪華です。エスカレーター完備なんですね~。
友達情報によると東京宝塚劇場は2千人ちょい収容できるらしいです。
今回は(今回も)一番お安い席で見てたんですがかなり傾斜があるので見やすかったです。
ただ、やっぱり安い席、悲劇は幕開けすぐに起こりました・・・

幕開けすぐ春野寿美礼ファントムが歌ってるんですが、
顔が見えないよ~・・・まさかしょっぱなからこんな洗礼をあびるとは
あとは最後の大階段の上が見切れるという状態にも見舞われましたが、本編は充分楽しめたので全然OKです。
安い席なんで文句は言えませんね

以下、かなり端折ってるあらすじです。
これから観る方はご注意ください

 

オペラ座の地下に住むファントム。
彼はその醜さゆえ表の世界に憧れを抱きながらも姿を見せず生活する毎日。
街角でファントムパパと友達のフィリップ伯爵に見初められオペラ座に歌のレッスンを受けに来たクリスティーヌ。しかし、そのときにはもうパパ支配人は解雇され代わりの支配人の妻として君臨するカルロッタの衣装係としてオペラ座に雇われてしまう。
そんなクリスティーヌに母の面影を見たファントムは自らの名を明かさず毎日歌のレッスンをする。
歌の技術を習得したクリスはオペラ座の団員の前で歌を披露したところ大絶賛を浴び、それを見たカルロッタに次の舞台の主役をするよう言われる。
舞台当日、開演前に薬入りの飲み物をカルロッタから飲まされたクリスは舞台上で声がでなくなってしまう。
指揮者に化けて(?)オケピでクリスを見守っていたファントムは舞台上からクリスを連れ出し自分の住処へと連れて行く。
夢から覚めたクリスはファントムがカルロッタを殺しに行っている間に、ファントムパパからファントムの過去、パパとママは不倫で結婚できなかったからパパが未だに自分の正体を明かせないでいること、ママはファントムの醜さを全く気にせずとてもかわいがっていたこと、ファントムが8歳の頃ママが病気で死んでしまい、それから母を思いながらこの地下室に住むようになったこと、などを聞く。
そしてパパは、それゆえ今すぐここを離れないとクリスは一生ここから出られなくなるから一緒に上に帰ろう、と話す。
それを聞いたクリスは「先生(クリスはファントムをこう呼んでいる)は優しい目をしているのがわたしにはわかるから大丈夫」と言ってその場に残る。あきらめて帰るパパ。
その後、ファントムは森でクリスに素顔を見せて欲しいと言われ見せるが、それを見たクリスは逃げていってしまう。
上に帰るとカルロッタ殺しの犯人としてファントム探しが始まっていた。
そこにクリスを追って上に出てくるファントム。
屋上で追い詰められフィリップ伯爵と一騎打ちで戦うものの警官に生け捕りにされ、パパにピストルで撃たれて死んでしまう。

というお話。

ALW版とは話も曲も全然違うんですが、似てるところも思ったよりありました。

いま思い出せるものは、

・ファントムを支える支配人(ほんとはファントムパパ)が出てくる。
後にカルロッタ夫婦にオペラ座を追い出されてしまう。
・ブケーはカルロッタの衣装係として登場。
出てきたとたんにファントムに殺されちゃいます。
この人が死んだことによりクリスが衣装係に。
・ファントムの周りには街中で集めてきた浮浪児により結成されたトートダンサーのような妖しげなダンサー達がいる(笑)
これはちょっと面白かった。いや、とても美しいんですよ
・クリスは最初普通の街娘。オペラ座の前でカセット売りながら歌ってるところをフィリップ伯爵にスカウトされる。
この伯爵、役的にはラウルと同じ感じです。
ただ宝塚版はALW版ほどドロドロした三角関係にはなっていません。
・あと決定的に違うのはファントムが超ポジティブ!
世の中を恨んでません。
「ぼくはクリスティーヌと一瞬でも愛しあえてよかった」などなどポジティブ発言多し。
クリスに「素顔を見せて」とねだられ最初は拒否してたけど「わたしはあなたを絶対恐れない」と言われたのを信じてられて見せたとたんに恐れをなしたクリスに逃げられたのにこのセリフですよ~!
・最後にファントムが警官に撃たれ、パパにとどめをさしてもらって死んじゃう。
クリスに抱かれて死んでいきます。

なんかこんな感じ見たことある気が・・・

あっ!美女と野獣だ

・・・ってあれは死んでないですね。

もしくは異国の丘のぼちさんと愛玲?

・・・ってあれは逆バージョンか

寿美礼ファントムがとってもキレイで歌が上手なので思わず見とれてしまいました。
オスカルのようなファントムなの
最初仮面つけないで出てくるんだけど全然醜くないよ~

そして歌姫・クリスティーヌ。
・・・あれ?この人歌が上手だからスカウトされたんだよね~???
と最初の歌の出だしを聞いてすこしずっこけました
とってもかわいいのに。。。
宝塚の場合、トップさんだからこの役、とか決められちゃうんですよね?
それも大変だなぁ、と思いました。

宝塚版はファントムが自分の思いを成就して死んでいくせいもあってか観おわったあとドヨヨ~ンとならなかったです。
話の後のレビュー?がまた面白かった。
すっごくラインダンスがキレ~イ
感動した!
これがあったのもクッションになってよかったのかもしれませんね。

終演後、アンコールなど特になく、お客さんがすんなり帰ってくのがとっても不思議でした。
でも、劇場から出て納得。
みなさん出待ちで少しでもいい場所を取るために早々と出て行くんですね。
これがウワサの出待ちか~。すごい人数だ~
ワタクシはその横を通って真っ直ぐ駅まで帰りました。
宝塚の「ファントム」観たら無性に麗しの佐野ファントムが観たくなったよ~。
10月に行く時にいてくれるといいんですが


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2 コメント

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Unknown (静馬)
2006-08-30 23:21:04
私はテレビで細切れにしか宝塚って

みたことなかったからすんごい新鮮でした。

トップさんがでてきたら拍手するとか。

私も最安席でしたがセンターだったせいか

視界はかなり良好で横長で傾斜のある宝塚

劇場なかなかよかったです。

なんかいろんな意味で楽しめました。

でもホント別世界でしたねあそこは
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お返事♪ (aki)
2006-08-31 22:18:04
静馬さん

わたしも前回の記憶が殆どなかったので全てがとても新鮮でした。

トップさんが出てきたときのあの拍手、すごいですよね。さすが宝塚

ほんと全てが別世界。

観るもの全てが珍しくて開演前から一人大興奮でした

わたしは最安席の下手側でした。だからちょっと上が見切れたのかなぁ。

今度は村に行ってぜひあのメイクと仮装?を着てみたいと思いました

たぶん服に着られてる小学生のようになってしまうかと思うんですけど・・・
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