今日もとても良い天気になりました。
朝から、圃場へ行き、草抜き・・・
胡瓜などに、水を与えました。
しかし、先日、一瞬の土砂降りがあっただけで、全く雨が降りません。
天気予報では、水曜日頃から崩れるはずだったのですが、いつまで経っても、晴天続き・・・
しかし朝夕は、気温も下がってきました。・・・ちょっと心地よいですね。
7時を回ると30℃以上、日中は38℃以上とまだまだ暑い日が続いています。
なんと言っても、夜が過ごしやすくなりました。・・・最近30℃を下回るようになったので、寝苦しいとか、暑くて4時頃に目を覚ますとか・・・がなくなりました。
有難いことです。
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16:00から美濃加茂という地域に行きました。
この地域は、古から「堂上蜂屋柿」を育てていることで有名な地域です。
そこの地域でも、美味しい柿を育てている事で、知られている方の所を伺いました。
この堂上蜂屋柿は、1000年以上の歴史を持ち、平安時代から干し柿の王様として伝わっているものです。
勿論、朝廷に献上をしたりした柿です。
源頼朝、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康などにも献上した事で、知られています。
この地域のものが、堂上蜂屋柿と言われ、堂上とは朝廷への昇殿を許された格の持ったものという意味があることで知られています。
説明は、このくらいかな・・・所謂、格のある柿ですね。
何故、そんなところに来たのか?
それは、知人からの連絡でした。
その人の紹介で、凄い農法があり、それをするととても良くなると言う事で紹介をしたそうです。
すると、どんどん元気が無くなり、実も大きくならなくなり、収量も取れなくなってしまい、どんどん柿が弱ってきているので、助けて欲しいとの事でした。
何をしたら、そんなに悪くなるのか?訪ねてみたら、竹パウダーを大量に敷き詰めたとのことでした。
そんな事をすれば、悪くなるに決まっているではないですか。と答えると
こうしなければ良くならないと言われ、トラックに何杯も入れて、100万円近く支払って、悪くなる一方で、農家さんに申し訳なくて仕方がないので、何とか先生に助けて欲しい。とのことでした。
pHが低く、強酸性の物を大量に敷き詰めることで、土中菌は死に、菌のバランスも崩れてしまいます。
少量なら、竹はミネラルを吸収しているので、良い効果は出るでしょうが、大量に入れると良いはずが有りません。
又、竹は元々汚染されたというと聞こえが悪いかも知れないですが、汚染が進むと浄化するために自然に生えてくるのが、竹の性質です。
高速道路で、排気ガスが溜まりやすい様な山に囲まれたような場所では、木々が枯れ始め、その後増え出すのが竹です。
終末処理場や工場の排ガスに、良くないような物質が含まれていると山は、竹山となっていきます。
周りが竹山に、なってきているところは、大気汚染が始まっている可能性が高いと言えます。
皆さんも、空気がどよんでいるような高速道路の両側を見て下さい。竹が生えてきているはずです。
県リサイクル認定審査委員会でも竹を使用したものは、重金属汚染が無いか慎重に審査しています。
何でも適量が、重要です。
窒素もリンもカリも適量だからこそ、良い物になりますが、通常の農業は、過剰に与えます。
オモイッキリ偏った物ということです。
竹は、1年で一気に成長するもので、人に近い細胞を持っていることでも知られています。
ですから、僅かな量がいいのです。
何でも大量は、絶対に良くないですね。
自然界で、大量に与えることはないからです。
全て微量!
ミネラルは微量だからこそ、効果が出ます。大量に与えると障害が出ます。
全てバランスです。
まあ、そんな事で、柿を助けることに・・・
早く、分解をさせて、バランスを整えるようにしないとね。
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