(千葉市都市緑化植物園にて 11月18日撮影)
「モミジバスズカケノキ」:スズカケノキ科スズカケノキ属の落葉高木
樹高は10~30mで一般には「プラタナス」と呼ばれる樹木の一種。
中近東原産の「スズカケノキ」と北米原産の「アメリカスズカケノキ」の
交配種とされる。雌雄同株で大きな葉は掌状に3~5裂している。
果実は直径3~4cmの球状となり枝先にぶら下がる。
日本で公園や街路樹でよく見かける「プラタナス」はほとんどが
この「モミジバスズカケノキ」で、「アメリカスズカケノキ」は少ない。
「モミジバスズカケノキ」の別名は「カエデバスズカケノキ」で
「プラタナス」という名は 「スズカケノキ」属の総称といえる。
晩秋の落葉の頃には北風が強くなり、近くの公園から
大きな落ち葉が自宅周辺にもよく飛ばされてくる。
いつもの散歩コースのこの植物園には「ユーカリ」の巨木がある。
「ユーカリ」はフトモモ科ユーカリ属の樹木の総称で
常緑高木の種が多く、500種以上もの種類がある。
「ユーカリ」はオーストラリア原産で森の木の3/4を占めるといわれる。
世界各地に移植栽培されている。成長がとても早いのが特徴で
材木として使われることが多い。樹高は最高30mに達する。
「ユーカリ」といえばすぐにコアラを思い浮かべる。
その葉はコアラの大好物としてよく知られている。
葉から採れる精油は薬用などにも広く使われている。
またオーストラリアでは自然発火による森林火災が多いが
油分を含むユーカリがその一因になっているといわれる。