内的自己対話-川の畔のささめごと

日々考えていることをフランスから発信しています。自分の研究生活に関わる話題が多いですが、時に日常生活雑記も含まれます。

「捨てる神あれば拾う神あり」というとき、どの神様に感謝すればいいのだろうか

2022-07-01 22:14:52 | 雑感

 今日は連載「日々の哲学のかたち」はお休みします。自分で勝手に連載にしているだけですから、休むもの自分の勝手、というのがブログの都合のいいところです。
 今日の午後、精神的にかなり落ち込んでいました。その理由は省きます。語れば陰々滅々とした気分を増幅するだけなので、語りたくありません。
 そんなちょっと暗澹とした気分を引きずったまま、早めの夕食を済ませ、郵便受けを見に行きました。すると、日本の友人から新著が届いていました。電子書籍版は発売日に購入して読み始めていたのですが、その紙版が著者本人から送られてきたのです。それには近況を知らせる手紙と最近の論文の抜き刷りが同封されていました。それもまた私を喜ばせました。
 お陰で、雲間から陽光が差し込むように気分が明るくなっているところに、今度はブリュッセルの若き友人から新しいポストが事実上確定したとのメールが届きました。これもとても嬉しい知らせです。
 かなり嫌な気分に陥っていた器の小さい私は、そのネガティブな気分を持て余し、そのことでまた自分を情けなく思っていました。そこに、ちょうどそれを見計らったかのように、上記の本とメールが届いたのです。ちょっと不適切で大げさにすぎる言い方だと知りつつあえて言えば、これって、「捨てる神あれば拾う神あり」です。とはいえ、どの神様に感謝すればいいのかわからないままです。でも、感謝の気持ちだけは沸き起こってきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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