南町の独り言

様々な旅人たちが、日ごと行きかふ南町。
月日は百代の過客、今日もまた旅人が…。

心の開放

2011-11-13 20:52:40 | Weblog
風邪気味のために半日布団の中で静養していましたが、良くなる兆しもないために起きてフォーカシング講座に出席しました。
月に1回のみの講習ですから、1回休むと後が続かないような気がします。
他のメンバーに風邪が移らないようにとマスクをしていきましたが、先生からはあまり無理をするなと諭されました。
辛いときは無理をせず休みなさいということでしょうか?
性格上“ねばならない”“であるべき”病が、時折出てしまうのかもしれません。

今日も自分の内側を見つめる訓練です。
呼吸を整えて徐々に喉元から胸元にかけて思いを集中させていきますと、“なにか”が感じられてきます。
その“なにか”が何なのかをひとつずつ確認していきますが、それは「心配事」だったり「期待感」だったり「身体の痛さ・辛さ」だったりします。
確認できたひとつずつを“どこか”に置いてきます。
近くへ置きたいものは近くへ、遠くへ置きたいものは遠くへ、とにかくひとつずつ“どこか”に置いてきます。
心の内側にあった“なにか”がすべて“どこか”に移ると、心の中にぽっかりと平原のような空間が現れました。
そうしたうえで“どこか”に置いてきた“なにか”のひとつに焦点を当ててみます。

そのひとつの“なにか”を見続けていくと“なにやら”を感じ始めました。
その“なにやら”を相方に言葉で伝えていくのですが、そんなプロセスの中で不思議なことが起きるんですね。
自分でも気がつかなかったことを、ある時ポンと気づいたんですね。
それは私にとって「希望の光」でした。
風邪は治せませんでしたが、心のどこかに兆しが生まれました。
きっと明日は風邪も良くなることでしょう。