雇用創造アクションプラン骨子

川勝県知事が定例記者会見で「静岡県雇用創造アクションプラン」を発表しました。
リーマンショック以降の長引く雇用情勢の低迷から脱するため、平成２５年度までに県内３万人の新規雇用を産み出すことを目標としています。

雇用の創造については、以下のような方向性を示しています。
○新エネルギー、医療、健康など成長産業の促進
○介護・福祉サービスの充実
○製造業、建設業、観光業及び農林水産業など地域基幹産業の活性化
○国内外からの企業誘致の推進
○起業の推進、NPO活動など多様な就業機会の創出

３万人の新たな雇用を産みだすことで完全失業率を４．０→２．５に、有効求人倍率を０．５２→１．２０に改善させるという意欲的な目標でもあります。
もちろんこの目標達成のためには相当の決意と覚悟が必要です。
これから関係各所と協議して、県のみならず産業界、労働界、教育界、国、市町との協働の場を設けていく計画です。
この「静岡県雇用創造県民会議（仮称）」で出された意見は、県の経済産業政策会議に反映され具体的な施策に繋げていき、２４年度県予算に反映させていきます。

野田新首相の所信表明演説にも「この国の持てる力のすべてを結集しよう」という呼びかけがありましたが、静岡県においてもまさしく「この県の持てる力のすべてを結集しよう」ということですね。
連合静岡としても全組織をあげて協力していきたいと思います。