南町の独り言

様々な旅人たちが、日ごと行きかふ南町。
月日は百代の過客、今日もまた旅人が…。

うーん「は・ひ・ふ・へ・ほ」

2011-07-03 20:08:34 | Weblog
(なんというか、申し訳ないような気持ち、どうしてだろう?)
昨日まではそんな風に考えていました。
ふと考えると、これまであまり“いい働き方”をしてきませんでした。
正月休みを除けば、2日間連続の私だけの休日はありませんでした。

それが実現すると、なにか申し訳ないような気持ちになってしまいます。
電力節減令が発動されて初の土日ですから、7月からは土日であろうが、月火であろうが毎日が労働日です。
頭のどこかでみんなが働いているのに私が休むなんて…という気持ちがあったような気がします。
それがなくなったというのもひとつの原因ですが、どうもそれだけではなさそうです。

午前中には昔ながらの床屋さんへ、親父さんは健在で、戦時中の話に花が咲きました。
「2度もB29の直撃を受けて家も疎開先も焼かれてしまった。
両親と離れて小4の年に赤ん坊の子守をかねて親戚へ預けられた。
ろくに学校もいかないままで中学生のときに親の元へ。
そこでも家の八百屋(野菜の行商)の手伝いで勉強は二の次だったなあ。
卒業とともに知り合いの床屋へ住み込みで丁稚奉公だ。
いろいろあったなあ。
でもみんなそうだったよ」

土曜日には昔ながらの行商が回ってきました。
豆腐屋さんと魚屋さんです。
軽トラで来ますが、どう見ても不衛生です。
でも食あたりなど起こしたことはないといいます。
扱うものにはそれだけに気を配っている証拠ですね。
これで塩辛屋が回ってくれば、本当に昔ながらに戻ります。
昔はこれが普通なんですね。

そういえば気持ちが楽になる「は・ひ・ふ・へ・ほ」って知ってますか?
は:半分でいい
ひ:人並みでいい
ふ:普通でいい
へ:平凡でいい
ほ:ほどほどでいい

うーん、それはそうですが…。
時代によって、人によって、普通は違うんですかねぇー。
まだまだ悟りきれない私です。