南町の独り言

様々な旅人たちが、日ごと行きかふ南町。
月日は百代の過客、今日もまた旅人が…。

胃が痛くなる防衛問題

2010-05-06 17:57:20 | 政治
鳩山首相の沖縄訪問が完全に裏目に出ています。
今日は新聞各紙ともお休みでしたが、昨日の新聞では散々な叩かれ方でした。
これから日本の国防について世論はどう動いていくのかが気になるところです。

海の向こうのアメリカではどんな見方をしているでしょうか。
共和党系シンクタンク「ヘリテージ財団」のブルース・クリングナー研究員の論文がちょっと気になります。
クリングナー氏は1年ほど前にも、小沢代表辞任後に民主党支持が高まって総選挙で勝利の末、民主党政権が誕生することを予測しました。
彼の論文にはこう書かれています。
「民主党政権は日米同盟を対等に、と唱えるようになったが、では安全保障面で具体的になにをするかは示さない。
国際平和への貢献は安保の領域外での経済援助や民間再生に限り、危険な作業は他国に押しつける。
自国の防衛の政策さえも考えようとしないのだ」

自民党の石破元・防衛大臣も自衛隊の権限を強化し、普天間問題を米軍基地から切り離して考えるべきだとの発言をし始めました。
憲法問題まで踏み込んだ議論展開になるやもしれませんね。