南町の独り言

様々な旅人たちが、日ごと行きかふ南町。
月日は百代の過客、今日もまた旅人が…。

ひたすら聴くということ

2009-09-29 22:35:29 | ユニオン

人というのは話を聴いてもらうことによって心が癒されます。
心が弱っているときであればなおさらのことで、人の心は人でなくては癒されない部分が大きいと思います。
しかし理屈ではわかっていても、しっかり聴くということは難しいものです。

聴いているつもりが単に聞いているだけになり、気がつくと聞くこともおろそかになり、相手に対する批判や上から目線の助言、挙句の果ては自分自身の価値観の押し付けになってしまいがちです。
そんな欠点を持つ私自身の自己変革のためにも“聴く”ということについて勉強をはじめました。
まだまだ変革途上ではありますが、心の悩みを抱えた方の相談を受けたときに、相手を認めてありのままに受け入れると、相手が喜んで話し始めるという体験をちょっぴりですが味わえるようになりました。
ちょっとだけ自己成長ができたような気がします。

しかしそうはいうものの、相談者の心をありのままに受け入れると、当方の心の負担が増すことを覚悟しなければなりません。
受け入れ先(私自身)の心の耐久力を向上させるためにはどうすればいいか、まだまだ限りなく勉強は続きます。