南町の独り言

様々な旅人たちが、日ごと行きかふ南町。
月日は百代の過客、今日もまた旅人が…。

午後9時30分の怪

2007-01-19 23:40:15 | Weblog

今日は花の金曜日。
花にふさわしくなく会議詰めの1日だった。
9時半からの3役会議。
11時半からの政治センター。
13時から遅めの昼食。
13時半から執行委員会。
15時半、早めに終わって、いくつかの打ち合わせ。
明日・明後日の準備を終えて富士市へ飛ぶ。
富士・富士宮地協の「統一地方選集会」と「新春のつどい」に参加する。
21時にはすべて終了し、「新富士駅」到着。
小腹が空いたので同行したO君と食事処を探す、が・・・・。

な・・な・・な・・なんと新幹線の停車駅なのに店が見当たらない。
南口にあるお蕎麦屋さんは「準備中」のかんばん。
もう少し先の居酒屋に入るが、「9時半でオーダーストップですが・・。」
花の金曜日!今夜稼がず、いつ稼ぐのか?なんて要らぬ心配をしてしまった。
なんと健全な街であることか。
帰りしなに見た蕎麦屋の灯りもとうに落ちていた。
さっきの「準備中」のかんばんは閉店のサインだったらしい。

下りの新幹線でその理由がわかった。
乗り込む客はまばらだったが、下りてくる客は大勢だ。
東京方面への通勤客の一団らしい。
朝早く出勤し夜遅く帰ってくる人たち相手では、お店も増えない道理である。
先日行った四国でも似たような現象を聞いた。
橋ができたおかげで神戸までの買い物が日常的になり、俗に言う「ストロー現象」が発生、地元の商店街が壊滅的な打撃を受けたそうである。
なにごとにも裏表があるものだ。