昨日、今日と徳島県。
目的は徳島県労働者福祉協議会の事業視察だ。
一昔前まで静岡県労福協は、全国から視察が来るほどの先進的活動で有名だった。
今回訪問した徳島県からも、１０年前は静岡県に勉強に来た。
現在、徳島県労福協のスタッフは５０名を数えるという。
その事業は多岐にわたり、まさに目からうろこの２日間だった。
９９年、スタート時の徳島県労福協の財産は３０万円だったという。
何も無いところから始まった事業、そこには熱い想いをもって臨んだリーダー達がいた。
すべてはそこから始まっている。
人が人を呼ぶ「梁山泊」の世界。
徳島から大阪に向かってバスの車中と電車からの風景、１２年前の阪神淡路大震災に思いをダブらせながらの帰り道、人間の限りない力の一端を考える。
やはり、「すべては人である」。