城郭探訪

yamaziro

横関館 近江国(甲良)

2014年05月31日 | 居館

慰霊碑

 

甲良:正楽寺の勝楽寺に石田三成に使えた横関三河守の墓碑が残る。

 

 

勝楽寺山城の麓の勝楽寺は、佐々木道誉が晩年を過ごした寺で、お墓もあるが赤報隊に燃やされた歴史がある。

また石田三成に使えた横関三河守の墓も今に伝わっている。

佐々木道誉の屋敷は麓に広がり、その跡地には、御舘、舞台などの石碑が建っている。

勝楽寺山城は、寺の裏山に高築豊後守が築いたもので、湖東平野を一望できる要地。登城途中にお稲荷さまがあるが、謡曲『狐釣』の舞台として、お稲荷さまが祀られています。

所在地:犬上郡甲良町横関    map:http://yahoo.jp/zhSZlW

現 状:宅地、寺領

遺 構:供養塔、堀跡(せせらぎ用水路)

区 分:居館

築城期:豊織期

築城者:横関氏

訪城日:2014.5.28

歴 史

 領主であった横関三河守が、関ケ原の合戦で石田三成方についたため、徳川軍に追討され、逃げのびる際、里人に預けられた観音様。

 里人は十八日講を作り観音堂を守ってきた。甲良町の横関の地域の特産品として開発した清酒「夢かんのん」は、甲良町で収穫される良質の米を使い、横関三河守の子孫が経営する長野県松本市の醸造会社が醸した純米酒という。

 

横関観音堂(背後より)

隣には地名になっている「横関三河守正資」公供養塔があります。

 

証得寺:菩提寺カ?

八幡神社 :犬上郡甲良町横関

御祭神 應神天皇 甲良親王
 
御神紋 左三ツ巴
 
御由緒
創祀年代不詳。
社伝によれば横関三河守正資此所に居城する頃氏神として勧請した。明治44年郷社甲良神社に合祀。昭和22年旧来に復した。

参考資料:滋賀県中世城郭分布調査、淡海の城

本日も訪問、ありがとうございました。感謝!

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