城郭探訪

yamaziro

『琵琶湖図』の謎に迫る

2016年08月21日 | 講座

=9月15日、滋賀の文化財講座=

琵琶湖文化館蔵 琵琶湖図(部分)

◇大津
 滋賀の文化財講座「県立琵琶湖文化館蔵『琵琶湖図』の構図を読み解く(朝鮮通信使とシーボルト)」が九月十五日午後一時半~三時まで、大津市打出浜のコラボしが21で開催される。
 琵琶湖文化館が所蔵する円山応震筆の「琵琶湖図」は、湖畔を行朝鮮通信使行列が描かれることで注目され、平成二十八年三月にはユネスコ記憶遣産の登録候補として日韓共同申請のリストにも掲載された。
 ところが良く見ると構図や描かれた風景などには解釈しづらい点が多く、謎に満ちている。今回の講座(主催=県教育委員会)では、シーボルトの著作『NIPPON』に描かれた琵琶湖図などをヒントに、謎多き絵に新解釈を試みる。講師には、井上優・県教育委員会事務局文化財保護課主幹が予定されている。
 参加希望者は、氏名(ふりがな)・住所(市町まで)・連絡先(電話番号)・この講座を何で知ったかなどを書いて、FAX(077―522―9634)などで申し込む。定員は二百人で、事前申し込み制だが、当日参加も可。詳しくは、琵琶湖文化館(TEL077―522―8179)へ。

滋賀報知新聞2016.8.21


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