ビタミンP

苦心惨憺して書いている作品を少しでも褒めてもらうと、急に元気づく。それをトーマス・マンはビタミンPと呼んだ。

マラリア治療薬で症状改善 日本感染症学会

2020年03月11日 21時30分08秒 | Weblog

マラリア治療薬で症状改善 国内の新型コロナ患者に投与

3/11(水) 16:00配信 産経新聞WEB版

 新型コロナウイルス に感染して肺炎を起こした国内の患者にマラリアの治療薬を投与したところ、症状が大きく改善したことが11日、分かった。九州地方にある医療機関の医師らが日本感染症学会のウェブサイトで公表した。

 感染症の専門家は「新型コロナウイルスの患者にマラリア治療薬を投与した報告例は、国内では聞いたことがない」と話す。

 報告によると、投与したのはマラリア治療薬のヒドロキシクロロキン。患者は糖尿病のため血液透析を行っている69歳の男性で、2月下旬に38度の熱が出て入院。症状が悪化し、新型コロナウイルスへの感染が判明した。

 今月2日に投与したところ、数日で肺炎の症状が改善。熱も37度程度まで下がり、ウイルス検査で陰性になれば退院できる状態にまで回復した。

 他の薬も併用したほか、症状が自然に改善した可能性も否定できないとし、症例を増やして慎重に評価する必要があるとした。

 クロロキン類は中国でも新型コロナウイルスの患者に投与され、有効性が報告されている。今回投与したのはフランス製薬企業サノフィの製品で、国内では難病の全身性エリテマトーデスなどの治療に使われている。

 新型コロナウイルスの治療法は確立されていないが、国内ではエイズ治療薬の投与で快方に向かったケースがあるほか、新型インフルエンザ治療薬なども効果が期待されている。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トップの決断

2020年03月11日 21時14分22秒 | Weblog

トップの決断力って、やっぱり大事なんです。

 

和歌山・仁坂吉伸知事の3つの決断

(1)国の基準では患者の発生は見つからないので、積極的にPCR検査

(2)相談者に代わり、県が仲介役として保健所に連絡

(3)一般の病院からPCR検査を受けられる体制を作る

こうした政策によって医療機関への紹介率は・・・

  和歌山 67%

  東京都 0.9%

 

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

素朴な疑問。2

2020年03月11日 06時24分19秒 | Weblog

なぜ? 日本だけが他の国と違う動きなの?

〈患者数が100に達した時点を基準とした患者報告件数の推移〉


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

素朴な疑問。

2020年03月11日 06時01分54秒 | Weblog

素朴な疑問。

 

『東京都健康安全研究センター /人口動態統計からみた日本における肺炎による死亡について(肺炎,インフルエンザ,誤嚥性肺炎,年次推移,世代マップ,人口動態統計)』によると・・・11万9,300人が肺炎で亡くなっている(男子6万5,636人、女子5万3,664人/2016年)。

これを1年365日で割ると・・・1日平均326人が亡くなっている計算になる。

 この今日も亡くなっているだろう326 人の人達、新型コロナウイルス肺炎か普通の肺炎なのか、調べられているのだろうか?

 

東京都健康安全研究センター年報,69巻,271-277 (2018)

 

研究要旨 

 

 近年の高齢化の進展により肺炎による死亡者数が増加している.2016年における肺炎死亡者数は男女合計で119,300人に達し,悪性新生物(男女合計死亡者数:372,986人),心疾患(男女合計死亡者数:198,006人)に次いで死亡原因の第3位を占めている.また,死亡総数(男女合計:1,307,748人)に占める割合も9.4%になっている.

 本論文では,東京都健康安全研究センターで開発している疾病動向予測システム(SAGE)を用いて,肺炎とその関連死亡要因であるインフルエンザや誤嚥性肺炎による死亡について分析した結果について報告する.

 

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする