ビタミンP

苦心惨憺して書いている作品を少しでも褒めてもらうと、急に元気づく。それをトーマス・マンはビタミンPと呼んだ。

インフル薬「アビガン」有効性確認=新型コロナ治療、後発薬量産へ―中国

2020年03月17日 20時10分56秒 | Weblog

インフル薬「アビガン」有効性確認=新型コロナ治療、後発薬量産へ―中国

2020年3月17日 18時42分 時事通信

 中国科学技術省は17日の記者会見で、新型コロナウイルス感染患者の治療薬として、富士フイルムのグループ会社が開発した新型インフルエンザ薬「アビガン」の有効性を臨床試験で確認したことを明らかにした。

 アビガンの有効成分「ファビピラビル」に関するライセンス契約を富士フイルムと2016年に結んだ中国の製薬大手・浙江海正薬業が、後発医薬品を量産する方針だ。同社は先月、中国国家薬品監督管理局から認可を取得している。

 臨床試験は、湖北省武漢市と広東省深セン市の病院で計200人の患者を対象に行われ、投与した患者の方が短期間に陽性から陰性になり、肺炎症状なども改善したという。アビガンは日本でも先月から患者への投与が始まっている。 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

膵炎(すいえん)などの治療薬「ナファモスタット」が患者に試験投与

2020年03月17日 06時11分23秒 | Weblog

新型コロナ 国内5つ目の治療薬候補

東大、週内にも投与 

(2020/3/17付 日本経済新聞)

 新型コロナウイルスの治療薬候補として、膵炎(すいえん)などの治療薬「ナファモスタット」が患者に試験投与されることが16日、分かった。東京大学医科学研究所が週内にも投与し効果を調べる見通し。国内では5つ目の治療薬の候補になる。今回はウイルス感染が広がり、影響の長期化も懸念されており、治療薬やワクチンの開発が急務となっている。

厚生労働省への取材で分かった。ウイルスの増殖を抑える別の薬とあわせて使用すると有効性が高まるとみられている。

 ナファモスタットは日本で膵炎の治療薬として使うことが承認されている。日本製で後発薬もある。この薬については東大医科研と日本医療研究開発機構(AMED)が2016年、中東呼吸器症候群(MERS)の原因となったコロナウイルスが細胞に感染するのを防ぐ効果があることを発見したと発表していた。

 新型コロナによる肺炎の治療薬の開発を巡っては、日本は抗ウイルス薬「レムデシビル」の国際共同治験に参加。このほか新型インフルエンザ治療薬の「アビガン」、抗エイズウイルス(HIV)薬の「カレトラ」、ぜんそく治療薬の「シクレソニド」も有効性が期待され、研究が進められている。正式な治療薬はまだ存在していない。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする