![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/dc/4be27be66f650c6cab35933812659873.jpg)
今日も曇って肌寒い一日でした。家で仕事しました。図書館で借りて、小林さやかの「ビリギャルが、またビリになった日」を読みました。「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶応大学に現役合格した話」、通称「ビリギャル」のモデルとなった女性が著者です。1章、2章では、ビリギャルが合格するまでの話を本人の立場で振り返っています。講演活動もたくさんしているようで、うまくまとまって面白く、若者への応援メッセージが詰まっています。
3章以降は、大学合格のその後です。確かに、大学に合格して人生がゴールという訳ではないので、その後も気になって読んでみました。大学で学ぶ目的を失ったこと、たくさんの出会いが宝物となったこと、就職活動を何度も繰り返し、迷いながらもいろんな道を突き進んだこと、結婚して離婚して再婚したこと、母親や父親のこと、たくさんの出来事が書かれていますが、結果、いつも前向きな彼女に感動します。
最後は再び猛勉強してコロンビア教育大学院に合格し、留学するところで終わっています。留学先で全然ついていけない「ビリ」に戻りますが、挑戦を楽しんでいる姿に、この先の物語も読んでみたいなと思いました。