旅とエッセイ 胡蝶の夢

ヤンゴン在住。ミラクルワールド、ミャンマーの魅力を発信します。

今は、横浜で引きこもり。

女 色いろ

2018年03月18日 19時55分02秒 | エッセイ
女 色いろ

 最近は千円15分の床屋ばかりで、50年前よりも床屋代を使っていない。あの顔に熱いタオルをのせることは何年もやっていない。男にペタペタ顔を触られるのは大嫌いだ。オバちゃんでも、女の人ならよい。
 床屋で順番待ちをして、どっちかな、オっちゃんかお姉さんか。どうやらお姉さん、ところが土壇場でバタバタと入れ替わり、オっさんになった時ほど頭にくることはない。ザケンナよ、と3日間は不機嫌が続く。
 あまりいないけど、歯医者さんも女医さんがいいね。「大丈夫ですかー。痛かったら手をあげて下さいねー。」見るのも話すのも、女がいいね。
 別にHは無くてもいいけど、スーパー銭湯貸しきり、自分以外は全員女(年齢制限あり)、というのをやってみたい。銭湯は気持ちがよいけど、男の裸は見たくない。

 でもさ、女もいろいろだよね。女優でも、役によって見るたびに違う人に見えるタイプと、何を演じても同じ人っているよね。近所の奥さんだって、あれっ見たことある人なんだが誰だっけ。会うたびに印象が違う人がいる。うちのカミさんなんざ、いつどこで見ても同じだ。
 一緒に山ツツジか何かを見に行って、カミさんがトイレに行った。ちょっと離れた所で待っていると、ンっ?あれそうかな。後ろ姿だが、小柄で同系色のズボン、姿形はよく似ている。でもそうかな。数歩歩いただけで、彼女は何だか色っぽい。えっ、えーあれがカミさん?
 でも大丈夫、視界の横から「お待たせ‐」ピョコピョコとカミさんが入ってきた。だよなー。何だかちょっぴりホっとした。

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