旅とエッセイ 胡蝶の夢

ヤンゴン在住。ミラクルワールド、ミャンマーの魅力を発信します。

今は、横浜で引きこもり。

ヤンゴン写真館

2020年03月22日 15時45分36秒 | 写真館
ヤンゴン写真館

何でもありのハッピーワールド : 子供のころのデパートの屋上遊園地を思い出す。








































仏教旗


元気なネズミ




駅の光景





バスの中

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日本雑感

2020年03月17日 19時10分31秒 | 写真館
日本雑感

 5日間、日本に帰っていました。確定申告のための帰国でしたが、結果として必要はなかった。収入が少なすぎて、医療費を加えても全くの赤字、ゼロ円の税金なのです。といって、税金が戻ってくるわけではない。
 来年、もし申告の用紙が来たとしても、何もしなくてよいとのこと。こうなるとかえって意地になる。以前、親父が亡くなった時に、税務署の職員と交わした会話を思い出す。「何かする必要はありますか?」「遺産は一億円を超えますか?」「いえいえ、とても。少なくともその半分以下です。」「では、何もする必要はありません。」

 下々の者ども、余計な心配はせずとも宜しい。何かカチンとくる。

 日本は静かでした。本屋が2軒潰れていた。道も鉄道も、飲み屋もパチンコ屋も空いていた。銭湯も土曜日なのに空いていた。こんななら、いっそ暮らしやすい。車も少ない。空港も飛行機もガラガラで、ゆったりしていた。3人掛けに1人。楽勝だ。でもこの調子では、来週にも飛ばなくなるだろうな。
 唯一、ビックリするほど混んでいたのは本屋だった。レジが行列しているので驚いた。娘の会社(スポーツジム)も一時休業。息子の会社は自宅勤務。日本語学校の同級生も一時休校でした。平日なのに全員昼間に集まってくれた。休みは良いが、給料が入らないのでは困る。これから、どうなるんだろう。

 こちらで五か月間、TVも温水シャワーもない生活を続けていた。お風呂はいいね。気持ちいいー。でもTVはうるさい。ニュースでコメンテーター?が政府を、人を批判する。何でこうしない。こんな事をするなんて、信じられない。何を考えているんでしょうか。これが耳障りでならない。ミャンマー人は、人に干渉しない。人のやること、言うことに意見をしない。悪口は言うかもしれないが、直接批判したり意見したりはしない。日本のTVはそればかり。どういう立場で発言しているのやら。お前は神か?
気分が悪くなる。

 もう一つ驚いた。友達が結婚していた。60歳過ぎて20も下の弁護士さんと結婚したという。大丈夫か。奥さんは今アラスカ旅行中だそうだ。
 これで、一年後に会ったとき、奥さんは?アラスカ旅行中。こうならないことを望む。

 ずいぶんと本やらDVDやら買ってきた。これで当分、読む物には困らない。バンコク便も閉鎖されたら、動けないからね。ここ当分は様子見だな。

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ニイニイ先生、again

2020年03月02日 13時46分25秒 | 写真館
ニイニイ先生、again

 ニイニイさんは、早とちりだ。みんなで昼飯を食っている時に、自分が思いついて言った。「あー夢が出来た。今年の終わりまでにみんなで稼いで、利益を上げ正月の休みに全員で社員旅行をする。ベイへ行こう。もちろん往復飛行機。豪華ホテルにシーフード。高速クルーザーで南の島に行って泳ぐ。」
 えー、あたし泳げない。とか言う中で、珍しくニイニイさんが静かだった。そして翌日。ニイニイさんが来た。"I have a proposal"(提案があるの。) 何?ニイニイさんの提案は、いつも突飛なものが多くて面白い。
 あのね。お正月なんて先にしないで、直ぐ行きません?ベイは素敵だけれど、お金が掛かる。近くの湖に一泊で、みんなで行けば全然安いよ。ニイニイさんは手にパンフレットを握りしめていた。
 でもそれは違うだろ、ニイニイさん。、みんなで頑張って、と稼いでが見事に抜けているじゃん。
 そうか、ニイニイさんは海を見たことがないって言ってたな。私の夢は、ハワイのような美しいビーチに行くこと、と忘年会で行っていたっけ。でもヤンゴンから5時間バスに乗れば、凄いビーチがあるのに。ヤンゴン近郊の港町なら1時間半で行けるのに。
 ニイニイさんは、2階の祭壇スペースを占いの後も片づけないで、白い花を飾り続けている。ボーイフレンドの黄金仏陀はもうなく、鎌倉の大仏の写真が飾ってあるだけなのに。何を祈願しているんだろう、ニイニイさんは。

 この学校には、ニイニイさんの他にも実に個性的な英語の先生たちがいる。彼女たちは若い。22歳、23歳、24歳、26歳といったところだ。そのなかの一人が誕生日を迎えた。スズキさんが年を聞くと、今日から24歳。ついでにみんなの年を聞いたそうだ。すると、ニイニイさん。「あたしには、聞かないの?」スズキさん。「えっ、だってニイニイさんは、永遠の19歳でしょ。」「ケヘヘヘヘ。」

*鎌倉の大仏は、ミャンマー人の琴線に触れるようだ。何がそんなに良いの?
お顔が好き。願い事がかなうという。---こんなとこらしい。

*おバカ犬は、ニイニイさんの救出劇の翌日、自分が二回助けることになった。
・ 一度は、溝に落ちていた。母犬が助ければ良いのに。これは直ぐに引き上げた。兄弟子犬がキャンキャンとうるさい。
・ もう一度は、また狭い路地の隙間の向こうに行ってしまった。兄弟がまたうるさい。この黒っぽい子犬は難物だった。助けようとすると、突き当りの路地に逃げ込む。仕方がない。隙間にトタンのようなものを折り曲げて突っ込み、道を作った。
  しばらくすると、自力でこれを渡ってきたが、滑って溝に落ちた。引き上げようとすると溝の中を逃げ、追い詰めると小さい顔を振りむいて噛みつこうとする。気の強い子だ。
 溝の中を行ったり来たり、20分くらい子犬は逃げ回った。汚い排水溝だ。石鹸の泡で汚れ、上から垂れる水でビショビショだ。二人いれば、挟み撃ちに出来るのだが、あいにくニイニイさんはレッスン中でいない。
 結局、子犬が疲れてうずくまったところを引き上げたが、17時半を過ぎ、みんな帰っていた。レスキューも三度目ともなると、関心が薄れるのね。
・ 子犬は全部で6匹。全員元気だ。路地の隙間は塞いだ。

・ 皆さん、日本にいてもニイニイさんと話せますよ。スカイブで英語の授業が受けられるのだ。興味のある人は、https://c-school.asia/ ここを見てね。

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