「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

野党のイリーナ・ゲラシチェンコ議員が統一政権の樹立を要求<ウクライナ紛争2024/09/10

2024-09-10 19:06:13 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

BBC
ウクライナのクレバ外相ら辞任、内閣改造へ ロシアの攻撃で死者増えるなか
2024年9月5日
https://www.bbc.com/japanese/articles/ced1j01yw4wo

BBCの記事は、一回取り上げました。
日本のマスコミは、ウクライナの政治に関しては全く報道しません。ゼレンスキーがいるだけで、それ以外はどうなっているのか全然、日本人には分かりません。
その癖、ウクライナ絶対支持だけは主張します。
中身の分からないものを、絶対支持しているわけです。
理由は中身が分かると絶対支持の根拠がなくなるからです。ウクライナが仮に私の言う通り破綻国家であり腐敗と汚職で腐りきった独裁国家であったなら、今のように支持できますか❓

西側のメデイアも日本向けでは、その部分はほぼ報道しません。日本政府に配慮があるようです。ガイドラインがあるのでしょうね。

珍しくBBCが、ウクライナの政治状況に触れています。
『野党のイリーナ・ゲラシチェンコ議員は、今回の内閣改造について、「大臣のいない政府だ。単独過半数の政党がない議会だ。知性と人事の危機なのに当局は見て見ぬふりをしている」と批判。統一政権の樹立と、ゼレンスキー政権の幕引きを求めた。』
『ゼレンスキー氏の1期目の大統領任期は今年5月までだったが、戒厳令により、現在もその地位にある。』

事実上のゼレンスキー退任要求です。
そして大統領の任期は切れていることにも触れています。
今、ウクライナは正式な大統領も国会議員もいない状態です。国会議員は、去年のうちに任期が切れています。そいてゼレンスキーの独裁が始まって以降は、ウクライナ国会は、ほぼ機能を失っていると言えます。

簡単に言うと今のキエフ政府は、事実上ゼレンスキー独裁にあり、それを制御することは不可能です。
凄く歪なゼレンスキー独裁国家になりました。
ウクライナは、プーチン氏のことを独裁者とこき下ろします。
しかし、そのウクライナは国内の手続さえ無視する独裁国家になりました。元々西ウクライナの過激民族主義者がウクライナを乗っ取って出来たのが、今のキエフ政府です。それでも一応、選挙制度はありました。
今、戒厳令を理由に選挙すらやらなくなりました。

そうは言ってもゼレンスキーが仮の独裁者であるだけでウクライナ国内では、ゼレンスキー万歳だけではありません。

2024.09.1
ロシア軍がセリダブ市内に侵入、軍人や専門家はゼレンスキー大統領を批判
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/russian-troops-enter-seridav-city-military-and-experts-criticize-president-zelensky/

ウクライナ国内では、政府やゼレンスキーに対する批判は、かなりあります。もっとも批判の声が高まったのがハルキウ州北部でロシア軍の侵攻を防げなかった時です。
結局、この時の批判を封じるためにクルスク侵攻作戦が計画され実行された側面が大きいと思います。

ゼレンスキー批判はウクライナ国内では、折に触れて高まります。

こんなことを伝えるのは、日本では個人の軍事ブログである航空万能論だけでしょう。
余りにも日本のマスコミは、異常であると思います。
何故、まるで無関係のウクライナの情報で世間を覆い、そしてウクライナ絶対正義、ウクライナ絶対支援の世論を作り出すのに(政府に)協力するのか❓

これに合わせて台湾有事と軍拡の主張が声高に主張されるようになりました。

両方合わせて考えると政府の意図が見えてくると思います。

ウクライナは、アメリカに代理戦争をやらされています。
アメリカは、台湾方面でも代理戦争要員を確保したいのではないでしょうか❓
明日は我が身かもしれない・と考えるべきだと思います。


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑥
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27



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