「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

CIA長官の呆れた発言とは❓<ウクライナ紛争2024/09/10

2024-09-10 19:09:11 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

(韓国)中央日報
CIA長官「プーチンはチンピラ…ロシアはウクライナに戦術核使用するところだった」
9/9(月) 8:25配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/369a8391eb1fb06e9a3557ae8b1874dd3aafd8bc
(日本の記事)
ロシア、2022年秋に戦術核兵器を使う「真のリスク」「現実味帯びた瞬間あった」…米CIA長官明かす
2024/09/09 09:44
https://www.yomiuri.co.jp/world/20240909-OYT1T50015/

さすがに聞いてあきれました。
日本と韓国では、報道内容に大きな違いがあります。
報道の自由度
韓国62位、日本70位
記事を読み比べて違いを確認してください。
日本のマスコミが「完全ダメ」なのは確かです。

CIAバーンズ長官が7日、ロンドンで開かれたフィナンシャルタイムズ(FT)主催の行事に出席した時の発言です。
『米情報機関トップはロシアのプーチン大統領を「チンピラ(bully)」と呼び、ウクライナ戦争初期の2022年秋に「ロシアが戦術核兵器を使用する可能性があった」という情報判断も公開した。』

バイデンさんも何回か口汚くプーチン大統領を罵りました。今回、CIAバーンズ長官が、このような発言をしました。

特に政治家や政府高官には口にしていい言葉と、口にしてはいけない言葉があると思います。
口にしてはいけない言葉を発言する人は、「チンピラ・ヤクザ」のレベルにあると言えます。
アメリカは、「終わってるな❓」と思わざるを得ません。

特にウクライナ紛争は、CIAが仕掛けたロシア潰しの帰結です。今のところ、全然上手くいっているようには見えません。
ロシアにウクライナ軍事侵攻に踏み切らせた処までは筋書き通りです。
そしてウクライナが代理戦争をしている間に、アメリカはNATOを使って経済制裁と金融制裁でロシア経済を潰してプーチン氏を失脚に追い込むのが、予定されていた筋書きだろうと思います。

結果、それは失敗だったと言えます。
ウクライナ軍は、劣勢になり挽回の余地はありません。
やがて負けるでしょう。
経済制裁と金融制裁はヨーロッパの方にブーメラン効果を発揮して、ヨーロッパは政治的にも経済的にもガタガタになりつつあります。
アメリカの目論見は、完全に失敗したと言えます。
その苛立ちが、計画の主体であるCIAバーンズ長官の口から出たのであろうと思います。
悪態をつく以外にCIAバーンズ長官に出来ることが無さそうなのも事実ですが。

キエフ政権のメンバーの発言を聞いても幼稚さが目につきます。政府高官とは思えない「稚拙」な発言ばかりです。どうしてかと言うと大統領府の最初のメンバーは、テレビドラマ制作仲間だからです。多少、専門家を混ぜていると思いますが、専門家は次々に追放され、ゼレンスキー・イエスマンに置き換えられています。

アメリカの方も似たり寄ったりと、言うことでしょうね。
特にCIAバーンズ長官はバイデンさんのお気に入りで、外交官のような顔をして、あちこち飛び回っています。
情報機関の親玉が大きな顔をして外交官のように振舞うようでは、アメリカ外交は機能していません。

こんな調子で西側以外の第三世界の支持を集めるのは、無理だと思います。
ガザ紛争を合わせて見るならば、特にイスラム世界はしらけ切った眼でアメリカを見ていると思います。

世界の大勢の中でアメリカとヨーロッパは、それ以外の国々から支持を失い孤立しつつあるように見えます。
もちろんアメリカとヨーロッパの経済力や軍事力は世界の中で飛びぬけています。

しかし、それだけでウクライナ紛争のようにアメリカ&ヨーロッパとロシア+第三世界の構図になりつつある戦争に勝てるかは、大きな疑問があります。

ロシアを一方的に「極悪」に決めつけようとしましたが、それが通用しているのは西側世界だけです。
ウクライナ紛争を続けるほど、西側が世界の中で浮き上がってしまうでしょうね。
それで長い戦争に勝てるのかどうか❓

個人的には、結局はロシアの主張を取り入れて停戦に持っていくしか戦争を終わらせることは出来ないと思います。
そうしないならウクライナが無条件降伏するまで戦争が続くと思います。

問題はヨーロッパです。
戦争が長引けば、ガタガタ度合いが深刻になると思います。おそらく極右勢力と極左勢力が国政の大きな勢力になるでしょうね❓
当然、極右勢力と極左勢力の対立が起きます。
政治は益々不安定になるでしょう。
経済は更に落ち込むと思います。
ヨーロッパの明るい未来は、私の眼には見えません。

※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑥
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27



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