「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

戦果が聞こえないが、ロシア軍は、どうしたのか?<2023・2・19ウクライナ紛争>

2023-04-01 13:50:49 | ウクライナ紛争

予想では、動員兵と秋の定期徴集兵(兵役義務で集める方)で30万人は、いるはずで一応3か月の訓練期間を終えて実戦配備されています・いるはずです。

春になって地面が固まるころには、ロシア軍は不利になります。西側の大型支援の重火器や兵器が届き始めるからです。ロシア軍としては、その前に出来るだけ支配地を拡大する作戦だと思います。3月10日も過ぎれば、重戦闘車両の行動が、地面がぬかるんで困難になりますから、もうガンガン!攻めて戦果が上がっていなければ、ならない時期です。3月10日を考えれば、もう20日しか残っていません。

ウクライナ軍は、東部地域でロシア軍の攻勢が始まり激しい戦いが続いていて、何とかウクライナ軍は、持ちこたえていると言っています。
大体、どこら辺かは分かります。
ルハンスク州のスバトベやクレミンナ方面ですね。
あるいは、リシチャンスク方面にもウクライナ軍は、進出しています。
ウクライナ軍が苦戦しているなら、ここら辺の地域はロシア軍が奪還しても当然の地域です。
それほど地形的に守りやすい地域ではありません。
ウクライナ軍としては、塹壕を掘って陣地戦をするしかない地域です。

大兵力を持って、ロシア軍が攻めれば攻め落とせないことは、ないと思います。

しかし?さっぱりロシア軍が勝利したという話は、聞こえてきません。せいぜい、どこかの村を占領したとかその程度の話です。

ロシア軍が、じりじりと前進しているのは、バフムートの周辺だけです。ここは、悪党ワグネルの部隊がいます。囚人兵は使い捨てですから消耗品ですけれど、本来のワグネルの戦闘員が1万人か最大2万人いると思います。これは、ロシア軍の部隊の中では、最強です。だから、ワグネル主体で戦ってきたバフムートだけは、多少の前進が出来ています。

2023年2月15日 6:43
2023・2・15ウクライナ紛争>ドネツク州ブフレダールでの戦闘
https://smcb.jp/diaries/8988364

これは、1月の末ごろ1週間ぐらい旅団規模の部隊が攻勢をかけました。大体、人数は5000人くらいだと思います。攻めてはみたものの、戦闘らしい戦闘にもならず軽く蹴散らかされたようです。
蜘蛛の子を散らすように逃げ回っていました。
そこにウクライナ軍の砲兵部隊が砲撃し、打ち漏らしたのは、歩兵部隊が狙撃するわけですから、戦闘になるわけもありません。
戦車だ歩兵戦闘車だ、多連装ミサイルシステムだ軍用トラックだの、結構放棄して逃げ去りました。

そこで、気が付いたことがあります。
他も、ここと似たようなことをやっているんじゃないのか?ブフレダールでの戦闘は、たまたま映像がありましたから実態が分かりました。

ロシアの精鋭部隊の多くは、去年の戦闘で失われています。つまり、今来ているのは二流の部隊です。そこに動員兵だのほとんど戦力にならないのを混ぜて頭数だけ揃えています。兵器も去年に比較すると少ないですね・・

ロシア軍のために、ブフレダールでの戦闘は例外であることを祈ります。
しかし、戦果の上がらなさを見るならば・・

去年より向上している点は?
逃げっぷりは、素早くなりました・・
(それは、ロシア兵が弱いわけではありません。正義のない戦いをする気がないからです。戦いに正義がないことを今や、多くのロシア兵が理解しているからです。)
兵器もいっぱい置いていくしね・・
(これは、ある意味でサポタージュです。兵器おいて逃げる=ウクライナ頑張れや・・・)
やはり、他でも似たようなことが?
部隊指揮官の頭が良くない(=バカ)なのは、去年と同じです。
(そもそも、戦争したくて来ているロシア兵はほとんどいません。自分が塹壕に入らないと家族が迫害されるから、仕方なく来ているだけです。戦うより生きて帰ることを優先すると思います。ロシア兵は新しいほど、戦闘意欲などないですね?ウクライナ人を殺さず、生きて国に帰りたいと思っていると思います。
誰だって嫌でしょう。何の意味もなく無駄な人殺しなどしたくは、ないと思います。)

どうも、ロシア軍の戦術を見ていると?
戦力の逐次投入をしているように見えます。
第1部隊ダメ・第二部隊突撃!
これは、やってはダメな戦術です。
大兵力がある場合は、1回で半分くらいは投入して大攻勢をかけます。そして敵の弱い部分が出てきたら予備兵力を一気に投入して、そこを突破します。
これが、誰でも知っている大兵力の運用方法です。
それをやらないと、大兵力の威力が発揮できません。

もっとも、指揮官が馬鹿ですから?
やれと言っても、無理だとは思います・・
一々、上司にお伺いを立てて指示を仰いで戦争していては、戦争に勝つことは土台無理です。
ロシア軍の指揮命令系統が、戦争に負けるように作られているのだろうと思います。戦争の現実を無視した、究極の官僚主義軍隊が、今のロシア軍です。ロシアの独裁主義の行きついた先です。こんな馬鹿げた軍隊は、歴史を探してもないと思います。こんなことをやれば、戦争に負けて歴史から消えます。

もっと言うなら?
ロシアの権力者の趣味か遊びで戦争しているように見えます。こんなふざけた戦争が、あっていいのか!
ロシア人は、地上からいなくなるのが世のため人のためと思わざるを得ません。いて害悪しかないなら、滅びるのが当然でしょう?19世紀の亡霊は、墓場に帰りなさい。それが、ロシア人の運命です。ゾンビは、いらない・
プーチン!仲間を全部連れて!さっさと墓場に行け!
墓場すら、もったいなさすぎるわ!

☆ご参考
旧ソ連の独裁者のスターリンが、フィンランドとの冬戦争を止めたのは、一説によると100万人の死傷者が出たからのようです。だから、ナチスドイツがソ連侵略を始めた時、当初兵員や武器が大幅に不足していました。

今回の、ウクライナ軍事侵略はそれと酷似しています。
(フィンランド)冬戦争
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%AC%E6%88%A6%E4%BA%89

そして勇敢な小国は、大国に勝利します。
当時のフィンランドは、ほぼ独力で旧ソ連に勝利しました。当時は第二次世界大戦の始まったころであり、フィンランドへの支援はありませんでした。
今、ウクライナには西側諸国からの大きな支援があります。ロシアの運命は、内部崩壊です。
そのあと、ロシアがどうなろうと世界の誰も気にしないでしょう。それだけの戦争犯罪を犯しました。
まあ?運が良ければ、中国の属国になるでしょう。
そうでなければ、軍閥が割拠する分裂国家になると思います。歴史の示すところです。

プーチンが踏んだのは、「虎の尾」ではなく・
「歴史の尾」です。
踏んだ以上、踏み続けなければ災いはロシアに降りかかります。しかし、踏み続ければロシアは確実に衰退していく。永遠には続きません。やがて踏み外して大爆発するでしょう?
その後どうなるか?
歴史を見るなら、中国の清朝崩壊後の中国の推移が参考になるかもしれません。
中国とロシアの違いは?
ロシアの復活は、もうありません。
プーチンが、一番誤解している部分です。
中国とロシアを比較するなら?
先進文明国家と、辺境の野蛮国くらいの違いがあります。

ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。