「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

ネコの天国キプロス島のネコ受難の続報<2023年8月

2023-08-06 21:12:02 | 動物と植物と自然

ネコ感染症流行のキプロス、ヒト用コロナ治療薬使用を許可
2023年08月04日16時29分
https://www.jiji.com/jc/article?k=20230804044808a&g=afp

※最初の記事も続報も記事元はAFPです。
最初は、治療薬が高価で買えず安い薬の認可を求めているという内容でした。
感染症は、ネココロナウイルスでヒト用コロナ治療薬の余剰在庫をネコ用に提供することを認める事を農業省の勧告により認可しました。これは、よくある例で人間用の薬をネコの体重に合わせて分量を減らしてネコに投与します。

そこまでは、おネコのために良かったと思います。

ところが?
「動物愛護団体は今年は既に、島に生息する約100万匹のうち30万匹が死んだと主張している」
獣医師の協会は?
「30万匹というのは大げさで、死んだのは多くても1万匹だとしている」

動物愛護団体とか環境団体は、自分たちの意見を通すために話を膨らませる傾向があります。

例えば、チェルノブイリ原発事故の死亡者・
科学者数名は、100万人と推定して論文を発表し本まで出版しています。
相当、誇大がありそうなグリーンピース
十数万人。
精一杯、話を膨らませて十数万人を100万人に更に巨大化している学者グループがいます。

動物愛護団体とか環境団体、あるいは良心的とされる学者の中には、こんなのも沢山混じっています。

だから、ウクライナとロシアの戦争なんかあり得ないです。30年前には、「この地域の子供たちは(放射能のせいで)虚弱で戦争なんか出来るような体力じゃない」と話していた人が、いました。今、元気よく戦争しています。30年前の話は、「大嘘!」だったことになります。

だから、物事は簡単に信用してはなりません。放射能被害だって汚染された食品を食べてはダメだと言うことは、散々言われました。しかし、そんな事は無視して食事をしていますが、そんなに健康被害があるようには見えません。

キプロス島のネコの話も同じでした。30万と1万では、随分違うでしょう?
AFPの記者も、最初から「眉唾」で裏付け調査をするべきでしたね?調査した結果、30万と1万の話が出てきた訳です。

キプロス島のネコは、そんなに酷いことにはなっていないようなので、個人的には安心しました。
良かった!

そしてキプロス島のネコに起源にも言及しています。
「キプロスでは新石器時代のシロウロカンボスという村で、人と一緒に埋葬されたネコが見つかっており、約9500年前から飼育されていたことが分かっている。」

全然、前回の記事と話が違う出ないの?

ネコの天国キプロス(地中海の島)で起こった大事件とは?<2023年7月
https://smcb.jp/diaries/9097796

約1700年前にローマ帝国のヘレナ(Helena)皇太后の話なんか全然、関係ありません。

このような与太記事を元に書いた私の日記は、不正確極まりないものになりました。

堪忍してよね!AFP!

そして、ここに新事実が判明しました。
正確には、私が読み落としていました。

イエ猫の祖先がリビアヤマネコと特定されたのは、2007年です。ごく最近です。
その根拠になったのが?
「また9500年前の地中海にあるキプロス島で、リビアヤマネコとみられる骨が人と一緒に埋葬されていることがわかっています。これが、ネコと人が共に暮らし始めた最古の記録とされています。」

つまり、キプロス島がこの発見の根拠でした。
最初は、中東の「肥沃(ひよく)な三日月地帯」で農耕が始められ穀物の貯蔵庫にネズミが出没するため、ネズミ捕りのためにネコがやってきたのではと考えられています。

しかし、それを実際に確認したのがキプロス島でした。

そして近親種の特定もされました。
ヨーロッパヤマネコ(Felis silvestris silvestris)
中近東のリビアヤマネコ(F.s.lybica
中央アジアのヤマネコ(F.s.ornata
南アフリカのヤマネコ(F.s.cafra
ハイイロネコ(F.s.bieti

イエネコを見て、前から疑問に思うことがあります。
イエネコの祖先は、リビアヤマネコだけなのか?
リビアヤマネコの毛の模様は、キジトラです。
これは、世界中どこでも見られます。

ところが、全然違う模様や模様のない単色もあるでしょう?

イエネコの遺伝子は、当初からほとんど変化がないとされています。千差万別の色が出来たのは、不思議としか言いようがありません。

アメリカのメイン・クーンなんかどうします?
メインクーンの画像
https://www.google.com/search?client=firefox-b-d&q=%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%81%AE%E7%94%BB%E5%83%8F

あれは、リビアヤマネコにしてはデカすぎます。
そして毛色の変わった様々なネコたち。

イエネコの祖先は、もっと沢山あるような気がします。
たった千年の単位の期間で、リビアヤマネコがメインクーンほど大型化するとは、到底思えません。進化の歴史を逸脱しています。

それ以外にも、どう見てもリビアヤマネコに見えないネコは沢山いて、全部イエネコにされています。

動画:猫カフェ美術館「ニャージアム」 イラン
2023年6月2日 15:45 発信地:テヘラン/イラン [ イラン 中東・北アフリカ ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3466657?cx_part=common_focus

これは、ごく少数の例ですがどう見てもリビアヤマネコでないようなネコがいます。

私の疑問を解決してくれるような研究を待っています。
私の考えは、リビアヤマネコ以外にもイエネコの祖先はいると思います。



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