木祖村 Gリポート

木曽路や木祖村の話題を報告します。木曽川源流の里の議員日記。

10月22日 文化財パトロール(木曽町)

2007年10月22日 | 活動日誌その他
10月22日 文化財パトロール(木曽町)

 文化財パトロールとは、長野県教育委員会の委嘱で担当区域の国指定・県指定文化財を巡回し、異常・変更等について確認・報告を行ないます。
 この日は、木曽町(旧日義・開田・三岳・福島)を一日かけて回りました。

台地上の畑部分が国指定埋蔵文化財【柳又遺跡】



【お玉の森遺跡】国指定重要文化財
 旧日義村には、お玉の森遺跡があります。19号のコメリ付近から日義小中学校一帯に縄文時代~古墳時代の複合遺跡があったもの。現在でも19号宮ノ越交差点近くの畑からは時折遺物が見つかります。現地には国の重文を示す標柱はありませんが、出土した遺物が日義公民館内に展示されています。
 

 今回、現地の解説板が腐って倒れていました。現在木曽町では、旧町村単位での指定基準にばらつきがあるということで整備の見直しや、文化財の新たな活用方法を模索中です。
 「お玉の森遺跡」からは古墳時代の墨書土器が出土しており、中山道以前の古代木曽路を物語る貴重な遺跡となっています。近年、近世以前の「歴史の道」については、木祖村でも菅古道に興味が集まっているので、郡内全域でも古道についての周知・活用を期待したいところです。



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