木祖村 Gリポート

木曽路や木祖村の話題を報告します。木曽川源流の里の議員日記。

12月11日 地域発 元気作り支援金説明会

2007年12月11日 | 活動日誌その他
12月11日 13:30~
 木曽合同庁舎で「平成20年度 地域発 元気作り支援金」の説明会が開催され、約40名ほどの公共団体、NPO関係者が出席しました。出席者の内訳を見ると、木曽町、王滝村、上松町関係者が目につきます。

 この「元気づくり支援金」は、地域づくりに取組むグループやNPO等の事業に対し、県がバックアップする支援制度です。もともと田中知事時代に始められた「コモンズ支援金」を、名を変えて継続しているもので、山間部の小さな市町村が、自立(自律)して頑張っていけるよう、自主的な地域の取り組みを促す目的で始められた制度といえます。

 対象事業は、
1:地域協働の推進に関する事業
2:保健、医療、福祉の充実に関する事業
3:教育、文化の振興に関する事業
4:安全・安心な地域づくりに関する事業
5:環境保全、景観形成に関する事業
6:産業振興、雇用拡大に関する事業
7:市町村合併に伴う地域の連携の推進に関する事業
8:その他地域の元気を生み出す地域づくりに資する事業

 ちょっと気になったのは、このうち20年度から新たに加わる対象事業「7」で、平成15年度以降合併した市町村を対象とするものです。合併した市町村には「合併特例債」というアメが配られているはずなのに、このうえさらに支援金?という気がしないでもありませんが・・・まあ、自立の村を大いに応援していた田中知事の頃とは違うという事でしょう。

 また、20年度は「元気作り支援金事業計画」の提出時期が前回よりひと月ほど早まって、12月25日~1月31日までになりました。現実に何らかの団体が初めてこうした事業計画を提出する場合は、事業予算の積算などのスケジュールを考えると結構厳しくなったようにも思えます。

 一部の積極的な村民からは、自立を宣言した木祖村にふさわしく様々な地域づくりのアイデアが寄せられます。しかし、一般の村民にはそのアイデアを具体的な事業プランとして形にするノウハウが足りず、夢物語に終わってしまう事も少なくありません。
 色々とアドバイスを求められる事も多いので、地域の皆さんを中心に村と一緒に何処までできるか考えてみたいと思います。