木祖村 Gリポート

木曽路や木祖村の話題を報告します。木曽川源流の里の議員日記。

12月3日 社会保険庁からの郵便物

2007年12月03日 | 活動日誌その他
 12月になって社会保険庁から郵便物が届きました。

 内容は2枚です。
 1枚目:A4片面の内容は、「任意継続被保険者の皆様へ」と題した文章で、「高齢者医療制度の見直しについて」。
 2枚目:A3(4ページ)は「平成20年4月から後期高齢者医療制度がはじまります-<新しい制度のポイント>」とかかれた厚生労働省のモノクロパンフレット。

 思えばこれまでに引越しや転職・失業などに伴って、社会保険と国民健康保険の切り替えや任意継続などの手続き等をしたあとは、お役所から「払ってください」「加入してください」といった催促の通知や、「納付書」などが送られてくることはたびたびありました。しかし、今回のように純粋に「お知らせ」のみ!というのはほとんど無かったように思います。

 年金記録問題でマスコミにも散々取り上げられた社会保険庁ですが、某アンケート調査では、「全体の85.2%が社会保険庁からの情報提供を不十分と回答。さらに現在の社会保険庁の取り組みについても、「非常に低く評価している」(57.5%)と「どちらかといえば低く評価している」(26.9%)を合わせた84.4%が低評価を下したとの報道もありました。
 ここへ来てようやく、一般的な(民間の保険会社がやっている程度にはまだまだ及びませんが)情報提供サービスを始めたのかといった感じがします。

 しかし、私宛に来た1枚目のお知らせの中身は「与党高齢者医療制度に関するプロジェクトチーム」でのまとめ内容であり、

 1、70~74歳の方の窓口負担について
 平成20年4月から平成21年3月までの一年間窓口負担が一割に据え置かれます。
 2、後期高齢者医療制度における75歳以上の被扶養者の保険料について
 平成20年4月から9月までの6か月間は無料となり、平成20年10月から平成21年3月までの6か月間は、頭割保険料額(被保険者均等割)が9割軽減された額となります。

 となっていますが、私自身はまだ40代。同一世帯に対象者も扶養家族もありません。
 しかも「今後正式に内容が固まった段階で改めてお知らせさせていただく予定です」って、まだ正式じゃないんですか?(思わずツッコミ)。今回のお知らせにはなんとなく唐突で違和感があります。
 社会保険庁さんには、ムダのない情報提供、個人対象に行なうべき情報提供と、加入者全員に知らせるべき情報提供のバランスなど、期待したいところです。


 ちなみに、高齢者医療制度の見直しは、むしろ今その年代の人たちにとっては最大の関心事のようです。私の親戚内でも「来年から保険料が上がるから、今年中に歯医者に行って徹底的に治療してもらう」と言っておりました。