KISHOの東京・沖縄・奄美日記

沖縄にいながら奄美と東京を巡るヒゲ親父の日記

奄美大島紬

2007-10-27 09:52:08 | Weblog
昨夜十一時からのテレビ東京・WBSを見ていました。ニュースを経済の視点から掘り下げる手法で、なかなか見応えがあります。日本経済新聞と情報をリンクしているので、経済が理解しやすい作りになっています。沖縄・奄美でも同時に視聴できればいいのに・・・と思いますが、昨夜は売り上げ不振にあえぐ本場奄美大島紬を取り上げて、売れる工夫を紹介していました。かつての主力産品が和装の衰退や織り手の高齢化、後継者不足も相まって斜陽化の道を辿っています。織りだけでは生活できない生産者の悲鳴が聞こえます。要するに大島紬が「売れない」・・・。そこで紹介されたのは「売れない」という発想・諦観から「売らないのでは?」という切り口で、東京は六本木・東京ミッドタウンで繰り広げられているメイド・イン・ジャパン・プロジェクトです。ここの主要なコンセプトは「すべてのメイド・イン・ジャパンは伝えられているか?」。地方の特産品・伝統工芸品の付加価値を引き出して「売り」を仕掛けています。百万、二百万もする大島紬は売れにくいが、紬をア
レンジしたネクタイ・12.600円、帽子・18.900円は富裕層を中心に人気があって売れています。石川県の九谷焼きは在庫品が売れます。メイド・イン・ジャパン・プロジェクトでは二千点の商品を揃えていますが、商品名・価格を表示するポップを置いていません。商品のストーリーを価格に反映させています。売るためのアイデアは眠っていませんか?・・・と赤瀬社長が問い掛けています。本物の価値はアイデアを付加させることで輝くのですね。ひげ親父もそう思う。

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