ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
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一般社団法人北洋開発協会

米国ロビーはロシアからの水産物ボイコットに.............

2014-08-16 10:59:20 | 日記

2014年08月15日 モスクワ発

[米国ロビーはロシアからの水産物ボイコットに................] 

「きせんれん」は、関係団体、関係機関等へロシア漁業の直近の情報を提供するとともに、ロシア水産ビジネスに関与する会員傘下船主や更には漁業種、業種を越えロシアビジネスに携わる関係者、関係団体の一層のネットワークづくりを推進することを目的とし、月間情報「ロシア漁業ニュースヘッドライン」を発行しています。このブログではロシアIUU漁業関連情報を中心にサンプルとしてピックアップしています。
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[“ルスコエモーレ”「ロシアの海」は養殖サーモンの価格を2倍に設定する

2014-08-16 10:56:21 | 日記

2014年08月15日 モスクワ発

[“ルスコエモーレ”「ロシアの海」は養殖サーモンの価格を2倍に設定する] 

養殖事業・加工流通販売も行うロシア最大水産グループ“Русское море”(“ルスコエモーレ”「ロシアの海」)は、ロシアが経済制裁の報復としてノルウエーからの水産物の禁輸措置をとったことに伴い、養殖サーモンの販売単価を現状の2倍に設定する計画だとしている。

単価については300ルーブル/kgから600ルーブル/kgに設定する見込みとしている。

 

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ロシア極東カニかまメーカ 国産すり身の調達も視野に入れる

2014-08-15 11:03:27 | 日記

2014年08月15日 モスクワ発

[ロシア極東カニかまメーカ 国産すり身の調達も視野に入れる]

2014年8月7日、ロシア政府は、前日6日発表された大統領令に基づき、今後1年間ロシアへの輸入が禁止となる品目と、対象国・地域を発表した。

輸入禁止品目は主に食肉、水産物、牛乳・乳製品、野菜・果物で、対象の国・地域は、米国、EU、カナダ、オーストラリア、ノルウエーに限定された。

このリストには、冷凍魚、冷凍水産物製品、フィレ、そして、すり身等も含まれている。

ロシア極東大手 “Синергия”(シネルギヤ)グループの“カニかま”メーカである“КВЭН”(KVEN)社は........................

「きせんれん」は、関係団体、関係機関等へロシア漁業の直近の情報を提供するとともに、ロシア水産ビジネスに関与する会員傘下船主や更には漁業種、業種を越えロシアビジネスに携わる関係者、関係団体の一層のネットワークづくりを推進することを目的とし、月間情報「ロシア漁業ニュースヘッドライン」を発行しています。このブログではロシアIUU漁業関連情報を中心にサンプルとしてピックアップしています。
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ロシア漁業者が今年2014年漁期はじめてEEZでサンマを漁獲

2014-08-14 16:23:34 | 日記

「きせんれん」は、関係団体、関係機関等へロシア漁業の直近の情報を提供するとともに、ロシア水産ビジネスに関与する会員傘下船主や更には漁業種、業種を越えロシアビジネスに携わる関係者、関係団体の一層のネットワークづくりを推進することを目的とし、月間情報「ロシア漁業ニュースヘッドライン」を発行しています。このブログではロシアIUU漁業関連情報を中心にサンプルとしてピックアップしています。
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Отечественный флот приступил к промыслу тихоокеанской сайры в исключительной экономической зоне России. В открытых водах, где лов ведется с июля, суда РФ добыли уже более 2 тыс. тонн.

Российские суда взяли первые уловы сайры в исключительной экономической зоне РФ 10 августа. За последние несколько дней там добыто около 20 тонн. Однако еще в июле суда с автономной переработкой приступили к промыслу сайры за пределами ИЭЗ, и общий вылов отечественного флота составил более 2 тыс. тонн.

Как сообщили Fishnews в пресс-службе ТИНРО-Центра, в настоящее время на промысле находятся 12 судов с автономной переработкой и 2 - традиционного промысла. Они работают севернее острова Итуруп на периферии фронта Ойясио, а также за пределами исключительной экономзоны РФ в районе с центральными координатами 46º30' с.ш. 158º 30' в.д. На этом участке отрытых вод сформировались устойчивые промысловые скопления, состоящие из крупноразмерных рыб.

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太平洋サケマス漁獲量が約18万8,000トンとなる(8月12日)

2014-08-14 16:21:15 | 日記

2014年08月14日
モスクワ発
[太平洋サケマス漁獲量が約18万8,000トンとなる(8月12日)]
ロシア漁業庁は、同庁副長官ソコロフ(ワシリー)が議長となり、通信を利用した定例の極東地方における太平洋サケマス操業会議を開催した。
会議には、極東地方の漁業地域管理局、地方行政、研究機関の代表者らが出席した。
今年2014年漁期開始から同年8月12日までの極東地方における太平洋サケマスの生産量は、18万8,000トンとなったが、直近偶数年2012年同期比で9万4,000トン下回っている。
カムチャツカ地方では、今年2014年漁期開始からの生産量が11万1,000トンになったが、直近偶数年2012年同期から9万5,000トンの遅れがでた。
現在、魚種構成では、カラギン漁業区がカラフトマスとシロザケ、ペトロパブロフスク・コマンドル漁業区でベニザケとシロザケが中心となっている。
カラギン漁業区のカラフトマスは、勧告漁獲量144%相当の2万5,000トンとなった。
シロザケについては、カラギン漁業区で勧告漁獲量118.6%相当の1万9,100トン、ペトロパブロフスク・コマンドル漁業区では同132%相当の5,141トンとなっている。
更に西カムチャツカ漁業区のベニザケ操業は完了し、同漁業区の太平洋サケマスの生産量は、勧告漁獲量92.7%相当の2万1,000トンとなった。
なお、ハバロフスク地方では、太平洋サケマスが3万トン以上漁獲され、直近偶数年2012年同期を4,000トン上回ったが、サハリン州は4万2,000トンで、同比較において1,460トン遅れている。

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ノルウエーは制裁報復措置を迂回してロシアに養殖サーモンを供給するだろう

2014-08-13 13:28:18 | 日記

2014年08月12日 モスクワ発

[ノルウエーは制裁報復措置を迂回してロシアに養殖サーモンを供給するだろう]

養殖事業も抱えるロシア最大水産グループ“Русское море”(“ルスコエモーレ”「ロシアの海」)は、経済制裁の報復としてノルウエーからの水産物の禁輸措置がとられたが、チリやフェロー諸島を経由して、養殖サーモンのロシアへの供給が続くだろうとの予想を明らかにした。

特に“ルスコエモーレ”「ロシアの海」が指摘したのは、本社をノルウエーにおく“マリンハーベスト”の活動で、同社は、ノルウエー、チリ、フェロー諸島、カナダ、スコットランド、そしてアイルランドに養殖サーモンの生産拠点をもつ、世界最大の生産者に位置づけられている。

また、“マリンハーベスト”は、加工拠点を12ケ国、販売拠点を18ケ国におき、サケマス世界市場占有率が25%-30%に達しているとされる。

 

(以下マリンハーベストジャパン株式会社HPから)

 “マリンハーベスト”について

2006年12月29日、Marine Harvest N.V. ,Panfish ASA, Fjord Seafood ASAの3社が合併し、本社をノルウェーにおく新たなマリンハーベストグループとなりました。

世界6カ国(ノルウェー、カナダ、チリ、スコットランド、アイルランド、フェロー諸島)に生産拠点を持ち、12カ国に加工・販売拠点を持つ世界最大規模の養殖会社です。

社名

 

マリンハーベストジャパン株式会社                                                              (英文名 Marine Harvest Japan Inc.)

本社所在地

 

 

〒104-0045 東京都中央区築地6丁目19番20号                    ニチレイ東銀座ビル9階                                                              TEL 03-6684-5231  FAX 03-6687-0970

設立

平成7年4月26日

従業員数

約100名

資本金

4億円

代表者

代表取締役 チャールズ・シン・チ・ウー

事業内容

養殖サーモン・養殖加工サーモンの加工・生産・販売

 

事業所

 

 

 

【大阪支店】 〒532-0003 大阪府大阪市淀川区宮原4丁目3番7号 理想新大阪ビル6階

TEL 06-6350-8388  FAX 06-6397-6106

 【成田工場】 〒286-0046 千葉県成田市飯仲45番地 成田総合流通センター 食品関連棟 B棟 201号

TEL 0476-20-0231  FAX 0476-20-2280

【関西工場】 〒598-0061 大阪府泉佐野市住吉町5番5号

TEL 06-6350-1301  FAX 072-458-6114

 

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ロシアFOC/IUU取締情報179“ONIX”

2014-08-12 17:18:08 | 日記

2014年08月12日  サハリン発

[カニ密漁パナマFOC船船長に2,700万ルーブルの罰金]

サハリン州裁判所は、カニの密漁を行ったパナマFOC船船長に2,700万ルーブルの罰金を科す、第1審の判決を支持した。

このパナマ旗“ONIX”は、2012年5月、東サハリン海域において、91.2トン、6万3,400個体のタラバガニを密漁し、ロシアFSBサハリン国境警備局によって拘束されていた。

なお、“ONIX”の乗組員はロシア人で構成されていた。

 (関連過去情報“ONIX”関連事件)

 2012年06月06日 サハリン発
[サハリン国境警備局が2隻の密漁密輸FOC船を拘束]
ロシアFSBサハリン国境警備局は、2012年5月31日、東サハリン海域において、記録されていない約50トン近い活カニを所持していた、2隻の密漁密輸FOC船を拘束したと発表した。
当局により拘束されたのはパナマ旗の“ONIX”と、カンボジア旗の“SEVEN”で、船内から約220トンの水棲生物資源が発見されたが、記録と所持していた製品数量に大きな差異がある等の違反を犯した。

 2014年01月25日 サハリン発
[サハリン国境警備局ボートが密漁FOC船の検査に向かい転覆 4名死亡6名行方不明]
2014年1月24日22時頃、国後島の近くで、ロシアFSBサハリン国境警備局員など10名が乗ったボートが、密漁FOC船の検査に向かう途中、波を受けて転覆、4名が遺体で発見され、6名が行方不明となり、捜索活動が続けられているが、水温の低さから行方不明者の生存の可能性は低いと伝えられている。
当時、波の高さは1m以下であり、荒天ではなかったと報告されている。
また、彼らが使用していた大型ゴムボートは、強力な船外機を搭載し、軍隊でも採用になっている最も高性能な“Зодиак”(ゾディアック)タイプだった。
なお、サハリン国境警備局員らが検査に向かった、ロシア領海内で密漁を行ったとされるFOC船は、*シエラレオネ旗“Астор”(アストル)で、IMO船舶識別番号8028802、547トン、1980年に日本で建造され、船主は釜山の“East Shine Shipping”社。
(*シエラレオネ旗“Астор”)
IMO number:8028802 Name of the ship: “ASTOR” Type of ship: FISH CARRIER MMSI: 667006099
DWT: 547 tons Year of build: 1980
Builder: KANASASHI HEAVY INDUSTRIES - SHIZUOKA, JAPAN
Flag: SIERRA LEONE Home port: FREETOWN
Manager & owner: EAST SHINE SHIPPING - PUSAN, SOUTH KOREA
Former names: ONIX until 2013 Jun  

“AIDAR” until 2010 Mar “ORION NO.3”until 2004
Last Position:Info Received: 2014-01-04 04:19
Area:Pacific North
Latitude / Longitude:41.99926 / 143.7006
Speed/Course: 1.00kn / 95°
(*報告担当者 原口聖二: 船舶ファインダーの最新更新データによると“Астор”は、2014年1月4日04時19分、北海道えりも岬東沖合、41.99926N/143.7006E、速度1ノット、針路95°で南クリールへ向けていた。)

 

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メドヴェージェフが報復措置後の市場監視を指示 業界は一部国内製品代替が困難と分析

2014-08-12 16:41:33 | 日記

2014年08月11日 モスクワ発

[メドヴェージェフが報復措置後の市場監視を指示 業界は一部国内製品代替が困難と分析]

ロシア首相メドヴェージェフは、第1副首相シュワロフと副首相ドヴォルコヴィッチに対して、西側諸国の経済制裁への報復措置後の市場監視システムの設置について指示をした。

また、ロシア農業大臣フョードロフは輸入禁止となる品目の代替対応を加速する省庁間の作業部会の設置を命じた。

ロシアは現在、輸出水産物の数量が年間130万-140万トンであり、一方輸入は100万トンでこの数字のバランスだけを見れば完全な代替が可能である。

ロシア漁業生産者団体である、全ロシア漁業者水産物輸出者協会ヴァルペ会長ファミンは、今回の禁輸措置は、漁業者にとって肯定的なインセンティヴだが、製品別では、それぞれの事情により代替対応が困難な部分もあると指摘する。

報復措置国からの輸入は60万トンから65万トンと見積もられるが、この内、ノルウエー養殖サーモンがチルドで20万トン、冷凍10万トンで、極東太平洋サケマスの生産は約25万トンなものの、その特性から、特にチルド製品の代替え調達は難しくなると予想される。

次に、大西洋ニシンの輸入は冷凍製品10万トン、フィレ5万トンだが、極東ニシンの生産量が20万トンあり、国内市場供給構造から代替が可能と考えられる。

また、サバについては、10万トンの輸入を西側諸国の輸入に頼っており、この報復措置指定国以外からの代替の輸入調達が求められることになる。

2014年8月7日、ロシア政府は、前日6日発表された大統領令に基づき、今後1年間ロシアへの輸入が禁止となる品目と、対象国・地域を発表、品目は主に食肉、水産物、牛乳・乳製品、野菜・果物で、国・地域は、米国、EU、カナダ、オーストラリア、そしてノルウエーに限定された経緯にある。

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カムチャツカの天然サケマスは経済制裁報復措置を歓迎する

2014-08-11 17:12:29 | 日記

2014年08月11日

カムチャツカ発

[カムチャツカの天然サケマスは経済制裁報復措置を歓迎する]

カムチャツカ地方知事イリューヒンは、ロシア政府による西側諸国への経済制裁報復措置による水産物輸入禁止を歓迎すると表明した。

カムチャツカ漁業、特にサケマス漁業は、ロシアのモスクワを中心とした西部の消費市場への供給において、かねてから、ノルウエー養殖サーモンが競合関係にあり、シェアの塗り替えを強く意識してきた。

イリューヒンは、近年のカムチャツカ漁業の漁船と陸上加工場等、インフラの拡充によるサケマスの生産の拡大を指摘し、報復措置を梃子にしたロシア西部への販売拡大の準備は整っていると語った。

また、イリューヒンは、この物流に北極海航路を積極的に活用していくと加えた。

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経済制裁報復措置でノルウエー水産物輸入業者・加工業者は大きな打撃を受ける

2014-08-10 21:24:52 | 日記

2014年08月08日

一般社団法人北洋開発協会(原口聖二)

[経済制裁報復措置でノルウエー水産物輸入業者・加工業者は大きな打撃を受ける]

2014年8月7日、ロシア政府は、前日6日発表された大統領令に基づき、今後1年間ロシアへの輸入が禁止となる品目と、対象国・地域を発表した。

輸入禁止品目は主に食肉、水産物、牛乳・乳製品、野菜・果物で、対象の国・地域は、米国、EU、カナダ、オーストラリア、そしてノルウエーに限定された。

この措置について、ノルドニュース(ネット)は、ノルウエー水産物輸入業者・加工業者が大きな打撃を受けることになると報じた。

ロシアの輸入業者・流通業者で構成される業界団体は、この措置で倒産にいたる業者も出てくる可能性があり、政府にその悪影響を取り除く対応を望む旨の要請を行ったとしている。

(図はウォール・ストリート・ジャーナルによるもので、ロシアの西側諸国への経済制裁報復措置としての禁輸による各国の食糧主要品目のインパクトで、ノルウエー水産物は突出している。)

一方、タタールインフォルム(ネット)も、ノルウエーの水産物生産・輸出業界が、サーモンを中心とした製品のロシア市場への供給を閉ざされることで、深刻な影響を受けるが、一方で、インド、中東諸国市場の拡大が見込まれており、一つの市場に依存することはないと表明したことを伝えた。

また、ノルウエーの業界が、ロシアが今後、サーモンをチリとフェロー諸島から調達するだろうとの予測を示していることを加えた。

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ロシアFOC/IUU取締情報178"Атлантис"

2014-08-05 12:11:04 | 日記

2014年08月05日
サハリン発
[カニ密漁カンボジアFOC船主に100万ルーブル以上の罰金]
2014年8月5日、ロシア軍事検察庁は、サハリン周辺海域において、カニの密漁を行い拘束されたカンボジアFOC船"Атлантис"(アトランテイス)の船主に、100万ルーブル以上の罰金を科す判決が下されたと発表した。
"Атлантис"は、オホーツク海サハリン周辺海域において約20トンのカニを密漁、ロシアFSBサハリン国境警備局により拘束されていた。
なお、この裁判は、ロシア東部軍管区第318駐留軍事検察当局(ユジノサハリンスク)の起訴により開始された。

 (関連過去情報"Атлантис=ATLANTIS”事件)

2013年10月11日 サハリン発
[サハリン検察当局が密漁カンボジアFOC船船長の刑事起訴をきめる]
サハリン検察当局は、水棲生物資源の違法漁獲を行った、カンボジアFOC船のロシア人船長を刑事起訴することとした。
問題のカンボジアFOC船は、“ATLANTIS”で、ロシアFSBサハリン国境警備局が、今年2013年7月12日、アニワ岬南東ロシア排他的経済水域においてこれを発見し、検査したところ、違法に漁獲したズワイガニ(オピリオ)14,445kg、20,935個体を所持していた。

2013年08月02日 サハリン発
[カンボジアFOC船の密漁による7月期の被害額が3,350万ルーブルとなる]
ロシアFSBサハリン国境警備局は、2013年7月期、カンボジアFOC船のカニの密漁により国家が受けた損害額は3,350万ルーブルになったと発表した。
当局は、同年7月期、カニの密漁を行った4隻のFOC船“MARIO”“KATRAPS”“ATLANTIS”そして“TIS-1”を拘束し、48トンの水棲生物資源を押収した。
この中でも大きな事件は“ATLANTIS”だった。
当局が、同年7月12日、アニワ岬南東ロシア排他的経済水域において“ATLANTIS”を検査したところ、違法に漁獲したズワイガニ(オピリオ)14.5トンが発見された。
2013年7月期、当局はFOC船の密漁した48トンの水棲生物資源3,650万ルーブル相当を押収し、活カニを生息地へ海中還元することで、3,630万ルーブル相当の国家の損害を防いだ。

2012年12月14日 サハリン発
[サハリン国境警備局が6週間で10隻の密漁船を拘束]
ロシアFSBサハリン国境警備局は、2012年12月12日、カニを密漁した"Орлан"(オルラン)を拘束したと発表した。
当局は、"Орлан"が所持していたカニ33トン以上を、科学者の助言を受け、生息地へ海中還元して、2,580万ルーブル以上の国家の損害を未然に防いだ。
2012年11月期以降、当局は、外国漁船の"АМБЕР"(AMBER)、"Атлантис"(アトランテイス)、"58 IWAEA MARU"(第58いわえあ丸)、"Дивайн"(デイヴァイン)、"Эксплорер"(エクスプローラ)を含め10隻の密漁船を拘束し、約50トンの水棲生物資源と、160トンの水産物製品を押収した。

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サハリン州太平洋サケマス操業 衛星情報により固定漁具設置違反が摘発される

2014-08-04 17:12:25 | 日記

2014年08月04日 サハリン発

[サハリン州太平洋サケマス操業 衛星情報により固定漁具設置違反が摘発される]

環境保護団体からの衛星分析情報により、ロシアFSBサハリン国境警備局は、太平洋サケマス操業における固定漁具設置違反を複数件摘発した。

当局は、2014年7月31日から同年8月3日までの間、同州の太平洋サケマス操業の法令遵守に関する検査を行い、ポロナイスク漁場において "Туровка"(トゥロフカ)社、"Арктур"(アルクトゥル)社、そして "Владимирово"(ウラヂミロヴァ)社の固定漁具設置の漁業規則違反を確認、これらを摘発した。

なお、この検査にあたり、環境保護団体"Экологической вахты Сахалина"(エコロギチェスコイ・ヴァフテ・サハリナ:サハリン環境ウォッチ)から、衛星分析情報の提供があった。

この環境保護団体は、太平洋操業サケマス操業期間中、衛星情報分析を継続するとしている。

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潜水調査は南クリールの富に貢献する

2014-08-01 17:23:42 | 日記

2014年08月01日 サハリン発

[潜水調査は南クリールの富に貢献する]

サハリン海洋漁業研究所サフニロは、南クリール沿岸における商業漁業の対象となる無脊椎動物と藻類の潜水調査を2014年7月20日から開始した。

調査は同年8月25日まで行われる計画としている。

研究者とダイバーで構成される調査グループは、対象物の分布、生物学的状態等を調べ、データ分析する。

この調査は、小千島列島、色丹島、国後島、および択捉島の沿岸の水深1m-30m域で、500のポイントを設定し、ウニ種(Strongylocetntrotus)、ホタテガイ(Mizuhopecten yessoensis)、マナマコ(Apostichopus japonicas)、そしてコンブ(Laminariacea)等を対象として行われる。

 

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農業副大臣シェスタコフが韓国特命全権大使ウイ・ソン・ラクと会談

2014-08-01 13:34:09 | 日記

2014年07月31日
モスクワ発
[農業副大臣シェスタコフが韓国特命全権大使ウイ・ソン・ラクと会談]

ロシア漁業庁は、本日2014年7月31日、農業副大臣(漁業庁長官)シェスタコフがモスクワで、韓国の特命全権大使ウイ・ソン・ラクと会談し、2国間の漁業協力等について話し合ったと発表した。

双方は、第23回ロ韓漁業委員会の結果に基づく実現と展望について協議した。

また、ロシア側は、国会でロシア連邦第57号“国防•安全保障戦略産業に対する外国人投資手続法”(外国人投資法)の一部改正案が採択されたことを韓国側へ通報し、これが、発効した段階で.....................     旨を言及した。

「きせんれん」は、関係団体、関係機関等へロシア漁業の直近の情報を提供するとともに、ロシア水産ビジネスに関与する会員傘下船主や更には漁業種、業種を越えロシアビジネスに携わる関係者、関係団体の一層のネットワークづくりを推進することを目的とし、月間情報「ロシア漁業ニュースヘッドライン」を発行しています。このブログではロシアIUU漁業関連情報を中心にサンプルとしてピックアップしています。
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(関連過去情報)

2014年07月07日 モスクワ発

[ロシア領土内での外国資本による水産加工業が可能となる]

2014年7月4日、ロシア下院は、外国人投資家が支配する企業が、ロシア領土内において水棲生物資源の加工処理をすることが可能となる、2008年4月29日付ロシア連邦第57号“国防•安全保障戦略産業に対する外国人投資手続法”(外国人投資法)の一部改正案を採択した。

水産分野における外国人投資法違反について、ロシア独占禁止庁は、ここ数年、特別の注意を払っており、手続きをとらず、韓国企業が、極東の漁業会社を実質支配して操業を行い、戦略的な産業である漁業に参加していたとして、同法違反を指摘した経緯にある。

2014年01月24日 モスクワ発

[韓国灰色操業について厳しい罰則が科せられる可能性を通報]

ロシア漁業庁は、ロシア農業副大臣(ロシア漁業庁長官)シェスタコフと韓国海洋水産部長官ユンジンスクとの会談の後、韓国代表団に対し、違法性が認められるロシア海域韓国合弁(ロシアフラッグ/韓国内国貨物扱)スケトウダラ操業について、漁獲割当を没収する等、厳しい罰則が科せられる可能性を申し渡した。

韓国側は、ロシア排他的経済水域における韓国漁船のための漁獲割当にかかる交渉を、今年2014年1月期に再開することを要請したが、ロシア側はIUU漁業(密漁密輸)防止に関する韓国側の対応の評価が先決だと言及した。

韓国企業が、20のロシア漁業会社を実質管理し、ロシア排他的経済水域におけるスケトウダラ年間漁獲割当を、TACの12%-15%相当(22万トン-25万トン)違法に確保していたとロシア独占禁止庁が指摘した件について、ロシア漁業庁は、外国人漁業者が、政府間協定の許可なしにロシアの排他的経済水域で操業することはできないとし、違法が確認された場合、その企業が持っていた漁獲割当は没収され、オークションに上場されることになるとしている。

一方、韓国当局は、今年2014年の韓ロ政府間協定に基づく漁業交渉(スケトウダラ漁獲枠約4万トン)に悪影響を与えたくないと考えており、出来るだけ早く、静かに合弁操業から撤退するよう関係漁業者に勧告しているとされる。

なお、この問題については、昨年2013年11月13日、ロシア漁業庁前長官クライニーが、大統領プーチンの韓国公式訪問中、ソウルでユンジンスクと会談し、当該操業を中止し、その代替えの商事行為として、計画されているロシア極東地域における水産物貿易センター建設への投資を促した経緯にある。

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