2021年01月02日
北海道機船漁業協同組合連合会内 一般社団法人北洋開発協会 原口聖二
[トランプ カリフォルニア沖”流し刺網”段階的停止法案に拒否権行使]
米国大統領ドナルド・トランプは、2021年1月1日、カリフォルニア沖合における大型”流し刺網”漁業を段階的に削減、停止する法案に拒否権を行使した。
この法案は輸入水産物への依存度を高め、数十億ドルの経済的損失を与えると指摘、これを支持するカリフォルニア選出*上院議員ダイアン・ファインスタイン(民主党)らに向けて、意図された利益保全は達成されないだろうと述べた。
ファインスタインはこれを受け声明を発表、トランプの拒否権は、証明された代替漁法が利用可能であるにもかかわらず、多くのクジラ、イルカ、ウミガメ、その他の海洋種を不必要に殺戮するものだと言及した。
*上院議員ダイアン・ファインスタイン(民主党)
”中国スパイ・スキャンダルと慰安婦問題での日本非難”
2018年8月に上院議員ファインスタインが約20年間雇っていた中国系アメリカ人であるスタッフのラッセル・ロウが中国の情報機関である中華人民共和国国家安全部に協力する工作員であることが明らかとなった。
ファインスタインは彼が中国のスパイである事にずっと気付かず、2013年にFBIから指摘されたため、解雇したとしている。
ラッセル・ロウはファインスタイン議員補佐官として、また、ファインスタインの事務所から解雇された後も社会正義教育財団の事務局長として、慰安婦問題で日本を非難する様々な活動をしてきた事が明らかになっている。