ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
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一般社団法人北洋開発協会

サハリン州 距岸6マイル漁業により鮮魚出荷が拡大する

2016-09-08 15:11:37 | 日記

2016年09月04日
サハリン発
[サハリン州 距岸6マイル漁業により鮮魚出荷が拡大する]
サハリン州では、今年2016年8月から実験的に開始された、規制緩和による距岸6マイル内での地元漁業者、遊漁者の沿岸漁業で、鮮魚出荷取引の拡大が期待されている。
この漁業によるカラフトマス、シロザケ等の鮮魚扱いの販売が既にユジノサハリンスク市内で開始されている。
鮮魚出荷ではサハリン周辺沿岸で漁獲された水産物が、数時間後、店頭売場に並ぶことになる。
サケマス類にほか、カレイ、マダラ、メヌケ、ホッケ等が鮮魚販売されている。

2016年08月30日
サハリン発
[サハリン州 距岸6マイルの実験的規制緩和沿岸漁業が開始された]
今年2016年漁期、サハリン州において、実験的に規制を緩和した距岸6マイル内での地元漁業者、遊漁者による沿岸漁業が開始されている。
この操業は、大統領プーチンも支持しており、距岸6マイル内の漁業規則の簡素化は、地域への鮮魚出荷による沿岸漁業の拡大につながり、遊漁も加えると年間3万トンから4万トンの増産が見込まれるとしている。
これまで、この沿岸域におけるマダラ、コマイ、カレイ、メヌケ、イカ、タコ等は、同州の漁船漁業者にとって不採算な操業となっていた。

(関連過去情報)

2016年05月26日 サハリン発
[サハリン州で距岸6マイルの実験的規制緩和沿岸漁業が始まる]
サハリン州は、今年2016年漁期、同年6月15日から、実験的に規制を緩和した距岸6マイル内での地元漁業者、遊漁者による沿岸漁業を開始する計画だと発表した。
この計画は、大統領プーチンも支持しており、距岸6マイル内の漁業規則の簡素化は、地域への鮮魚出荷による沿岸漁業の拡大につながり、遊漁も加えると年間3万トンから4万トンの増産が見込まれるとしている。
なお、当該沿岸漁業の第1段階は、アレクサンドロフスク、トマリ、北クリール(中央クリールと南クリールの可能性も有)で行い、水産加工業の発展により地域振興が求められるネヴェリスク、貿易と観光の拠点にしたいアニワ等につなげていく計画を描いている。

2016年05月05日 モスクワ発
[サ州 6月には距岸6マイル簡素化漁業規制を得ることになる]
サハリン州は今年2016年6月に、距岸6マイル内の漁業規則を簡素化し、沿岸地域の鮮魚出荷への国家支援を得る計画をしている。
ロシア漁業庁とサハリン州政府は、距岸6マイル内の実験的沿岸漁業の新たな規制のため、極東漁業規則に変更をあたる素案をつくる部門間委員会を設置することとした。
この発表は農業副大臣(漁業庁長官)シェスタコフとサハリン州知事コジェミャコの会談で行われた。
距岸6マイル内の漁業規則の簡素化は、地域への鮮魚出荷による沿岸漁業の拡大につながり、遊漁も加えると年間3万トンから4万トンの増産が見込まれるとしている。
シェスタコフは、同年6月にはこの規則変更登録が可能だと語った。
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