黄色い拍子木

たまのをよたえなばたえねながらへば しのぶることのよわりもぞする

ブロードバンドの恩恵

2007-04-10 08:10:42 | Weblog
引っ越しに伴い、インターネットから暫く遠のくと
思っていましたが、繁忙期もなにするものぞ、翌日には
機器が届き使用可能となりました。使えない間は本を
読もうと考えていたのですが、精々眠る前に少々
(今は封神演技を読んでます。グロテスクな描写が
あるものの、面白い!)。

日本のブロードバンド接続料金は世界の水準から
見てかなり割安です。先進国中でも一二を争う
程の安さです。

しかもキャリアからは多額の販促費用や報奨金が出さ
れているのか、加入時にオマケまでくれます。
私は大型カメラ店で契約したのですが、そこの店舗で
使用できる5000円のクーポンを2枚頂きました。

5000円という金額、クーポンですので勿論御釣は
出ません。丁度5000円のものを2つ買うか、10000円の
ものを1つ買うとクーポンの恩恵を最大限に受ける事が
できます。

10000円では帯びに短し、たすきに長し。今、わが家に
足りないものは

・掃除機のヘッド
・トースター
・寝室のランプカバー

ぐらいでしょうか。どれも必須ではありません。ただ、
トースターの無い生活は私にモソモソとして、乾燥した
パンでの朝食を強いています。朝食を食べないよりは
いいけれど、気持ちよく食べるに越したことはありません。

そこでトースター売り場へ。最近は単なるパン焼き機に
留まらないほど、それこそオーブンとして使えそうな
物さえあります。値段もピンきり。

そんな中で異彩を放つのが三洋電機製トースターです。
アルミ色のボディが家電特有の温もりを打ち消しています。
見た目のクールさも去ることながら、性能の方も
パン焼き機だけに使うには勿体無いほどの高火力を備えて
います。グラタンなども美味しく焼けそうです。
高級機は1万円を優に越えていましたが、普及機は4980円
でした。クーポン約1枚分の値段です。

明日から美味しいトーストを食べる事が出来ます。
ありがたや。格安インターネットのおまけにしては上出来
過ぎます。

残りの1枚でipod用のイヤホンを買いましたが・・・これは
イマイチでした。むむむ・・・。
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OTTAVA

2007-04-03 22:53:33 | Weblog
http://ottava.jp/index1.html

テレビの無い我が家で、夜を彩っているのはネットラジオです。
特にお気に入りなのは「OTTAVA」です。ニュースで4月1日にデジタル
ラジオが本格的に運用開始となったそうですが、この局もその
一つです。本来はデジタルラジオ機がなければ聞けないのですが、
この局はネットでもストリーミング放送を行っています。

手軽にクラシックを・・・というのがモットーで、今までなら全楽章を
放送するのが常識だったのをある一楽章だけと、まるで歌舞伎の
一幕のように聞かせるという、日本で初めての「コンテンポラリー・
クラシック」のラジオ局だそうです。

クラシックの知識などとんと持ち合わせていませんが、聞いていると
心地よく、知っている局が流れると不思議に嬉しかったりするのです。

皆様もBGMにいかがでしょうか?ポップスもTKもいいけれど、偶には
クラシックも悪くないですね。きちんと曲名も表示されるので、
クラシック入門としてもいいかもしれませんね。
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転居

2007-04-01 23:43:09 | Weblog
昨日の事。

慣れ親しんだ我が家を旅立ち、我が家にやってまいりました。
そう、新しい私の住居。一人のためだけの住居。独り暮らしと
いう日々の始まりです。

前日はボスの長期出張に伴う送別会でしたので、家に帰り
着くと結構な時間、且つ酔っ払いでした。まだまだ詰めていない
荷物や、処分していない請求書などなど作業は山積みです。

眠い目をカフェインでこじ開けて、黙々と詰めて詰めて、破り
破り。3時ごろに眠り、7時におきてまた再開です。作業中、
ふと逝ってしまった愛犬の事を思い出しました。彼は17年の
人生の中で、どれほどの私物を持っていたのだろうかと、そんな
事を思ったのです。リードと水飲みと餌皿くらいでしょうか、
あとは現世に留まるための体だけ。・・・人間って大変ですね。

ようやく荷物を梱包し終えると大層な量に。一日で全て運び
終えるのだろうかと不安に駆られます。でも、それほどの量の
荷物を前にしてもイマイチ実感がわきません。私が家をでて、
家に行くという事に。私はちょっと出かけるだけなんだ、いつもと
同じように街へ出かけて帰ってくるのと同じなんだ、そんな
風に思うのです。まるでボスの終わりの見えない長期出張の
ように。

雨が降りそうな空模様でしたが、友人の助けもあって無事
引越しは終了です。竹のように節を刻みながら伸びる人生の、
新しい節の始まりです。この節で今までの友人以外に、新しく
色んな人と出会うことになるのでしょうか。

私は友人、特に遠方の友人に会うと「あと何回、どれほどの
時間を一緒に過ごせるのだろう?」と考えます。多分、延べに
して1週間も無い筈なのです。そう思うと一瞬、一瞬がとても
貴重で掛替えのないものであると実感するのです。

よもや、それを家族に対して考える事になるとは、思いもより
ませんでした。人生の大半を過ごしてきた母や妹と、あと
どれほどの時間を一緒に過ごせるのでしょうか。居て当たり前
だった引越し前の日々が宇宙の果てほど遠く感じます。

それでも家族が家族で居れるのは、数多の思い出があるから
でしょう。友人もしかり。時間が流れても、流れ行かずに留まる
ものもあるのです。
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