globe / precious memories

globe / precious memories(1998love again tour)


先日、友人とカラオケに行った際、テーマを決めて歌って
行こうという事になって（発案者は小学校の先生をする友人。
こう言うときに折り目とか、ルーティングテーブルとかパッと
作ってしまうのは流石だと、いつも舌を捲くのです）、
テーマが「失恋した時に聞いた歌」という、やや鈍色を帯びた
テーマの時に、これを歌いました。もちろんキーは2つほど
下げて。

で、ちょっとしたエピソードなんかも添えてしまったり。

街中でシャッフルと一緒にこれを聞いている時に、当の本人を
目撃したり。告白後、音信普通になったり。

これを歌うたびに、それを思い出すのは沢山なのですがつい
口ずさんだり、好んで聞いたりするのです。会社を出て、
秋の本町沿いを御堂筋方面に歩きながら聞いていると泣きそうに
なります。

でも、もう済んだ事、早く忘れなさい、俺。
君にはいるじゃないか、別の誰かが。そばじゃないけど。

結納と納骨

昨日は友人の結婚を新郎新婦の友人に報告する、船上パーティに
お招きされました。お招きと言っても、一応幹事（仕事の都合やらで
ほとんど名ばかりの幹事でしたが）でしたので、当日の最後の最後
まで何かとドタバタしておりました。

美味しい食事と美味しい風景、美味しい雰囲気と終らないビンゴ。
しかも最初にビンゴになったのが私を含めた幹事ばっかりに・・・。
場の空気がミョーになっていくのを察知して、幹事は保留とした
まんまビンゴを続行。無事、新郎ゆかりの方に特賞が当たりました
（でも下船後、ちゃっかりとビンゴの商品は頂きました）。

最後まで何事もなく、終って良かった、良かった。一番の難関は新郎の
「どんどん湧き出る素敵なアイデア」だった事は内輪だけの秘密です。

結婚、ねえ…。

私、結婚しない事を公言してはばからないんですが、どうも周囲には
本意のニュアンスまでは伝わっていない様で。別に恋、愛するものが
同じ生活を営み、綴る事までは否定していないのですよ。ファミリーは
欲しい、でも結婚はそれに不可欠か否か。私の答えは否というだけ
なのですよ。

茶色いペーパーは何時でも出せるし、グリーンのペーパーも何時でも
出せるのです。根拠をそんなものに求めているつもりは更々ない、と
言う事を申したいのです。世の中には茶色いペーパーを出す事が目的に
なっている男女が多いように思います。でも、それって納骨までに至る
長い長い長い遠泳の始まりに過ぎんのですよ。

控除？控除のために結婚するの？
いや、使えるものを否定はしません。お上が許しているならどんどん
使えばいいのです。でも、それだけのためにペーパーを出すなら、
相手は誰でも言いじゃないですか。隣の人は控除の為に存在するの？
馬鹿馬鹿しい！

結婚はしない。
でも、ファミリーは欲しい。
そして、それはわが国では法律上は何とかなっても、習慣上は中々
難しくあり。個々は個々として存在し、そこからファミリーを構築
する事は許されないんでしょうかね、色々と。

色々とね。

そういう人がおるんですよ。
もうこんな思いになるとは思わなかったのに。そして、色々と考えた
のです。祝福される友人と再来月に祝福される友人と、それを取巻く
現実と、既婚者たちの今日明日明後日。

距離は愛を超越するのか。
愛は距離を超越するのか。

身と心、悶えます。