メンテナンス・ウィーク3

先日の検査の結果を聞きに病院まで行ってきました。
結果は軽い食道炎が見られるものの、大事は無いとの事でした。
診察は3分で終わりました（短い診療に文句を言われる方が
いますが、大事が無いからこその短時間診療だと思います。
本来なら喜ぶべきことだと思うんですが…待ち時間ですよね）。

歯の治療も大分進んで、後はカバーをするだけ。クリーニングも
あらかた出してしまい、あとは盛夏になる頃に出せばいいもの
ぐらい。ついでにイケアで色々買って、模様替えも遂行しました。
同じ体で、同じ場所で。でも、新しい。心が少し、新しい。

変更を加えなくても、現状を維持するにはメンテナンスが必要で、
何もしないことは後退しているのと同じ事を実感しました。

最近、新聞を騒がせるのは大陸国の横暴と国内の惨状です。
税金、教育、医療、食料、治安・・・枚挙に暇がありません。
これらは発現するシステムも、状況も違いますが、根幹には
あるメンテナンスを怠ってきた事が起因していると思うのです。

これらのシステムは国会で審議・立法される法律に基づきます。
審議するのは国会議員です。国会議員は選挙で選ばれます。
選挙民は国民です。本来、不祥事や成果を残せなかった
国会議員は選挙で落選「させなければ」なりません。
要は、税金で養う価値が無いからです。国民のため、身を粉に
して働かない国会議員に何の価値があるのでしょうか。
特定業界、己の保身のために声を枯らす議員に何の価値が
あるのでしょうか。

ところが多くの国民が現実に諦めてしまい、このメンテナンスを
放棄してしまいました。これは投票率の低さが如実に示して
います。メンテナンスを怠ったがため、国会には「蟲」が沸き、
国民の貴重な税金を食いつぶしています。蟲のわいた米びつ、
それが今の国会、ひいては内閣・政府だと思います。今、
それが現出している事実、特定業界と外国政府の顔色ばかり
伺う宰相の跋扈を許してしまっているのです。

次の選挙、メンテナンスしますか？
メンテナンスしませんか？

もし私の病気が癌で、病院にいくことを躊躇して後回しに
していたら、死んでいたことでしょう。