きらくなたてものや

楽しむ、楽しい、いえづくり、まちづくり

17周年

2012年03月25日 | 今日のできごと
今日は17回目の結婚記念日。

ムスメは卒業旅行で沖縄に旅立ったので、
ヨメとムスコと三人でへっころ谷へ。

おいしい食べ物と楽しい時間で
お祝いしました。

ほうとうもうまいけど、
写真の炒麺も天才的にうまい!ため、
いつもどちらにするか迷うのですが、
今日はラグビーして腹が減っていたので、
両方注文して「大人食い」してみました(笑)。

ところでここの店主のケンゴさんも、
結婚記念日が同じだと知ってビックリ!

結婚のいきさつもなんか似てるし、
こりゃ毎年来るようだ(笑)





※何口か食べた後、
あ、写真撮らなきゃと思い
撮影した写真です。

現場が華やぐ

2012年03月24日 | 鎌倉や邸
鎌倉古民家改修の現場にて。

ここのところ週末になると
建主さんとその仲間たちが
現場に集まり、

諸々の作業を
自分たちで行っています。

今日は主に、
仕上げを兼ねた
室内の荒壁土塗りと、
外壁等の塗装作業。

現場に何人いたでしょうか。

女性率が高かったこともあり、
たいへん賑やかな、
そして華やかな現場でした。

とくに壁塗りのほうは、
主に女性陣が担当。

思いのほか力のいる
しんどい仕事だったと思いますが、

ワイワイと楽しそうに、
時折笑い声も交えて
手を動かしていました。

しかも、
土を作ってくれた
左官の小山さんも驚くほど
手つきがすばらしい!

土が乾いたら
ステキな壁が
できあがりそうです。

また、
女が多いと男はがんばるのが
世の常ってもので、

しかもお手製のお昼ごはんが
出てきた日には、

職人と私含めて6、7名いた男たちは、
いつにもまして張り切って
仕事していたと思います(笑)。

まあそんなわけで、
建主さんたちのおかげで
現場で楽しい一日を
過ごさせていただきました。






5cm違えば

2012年03月23日 | 茅ヶ崎は邸
きらくなたてものやの仕事では、
床や壁に、
群馬藤岡の五十嵐さんにより
達磨窯で焼かれた敷瓦が
時折登場します。

例えば薪ストーブ廻りの
耐火材料として、

例えば玄関の土間として、

例えば水が撥ねる場所の壁に、

敷瓦を使います。

そして今回茅ヶ崎は邸では、
通り土間風の玄関土間に、
家族の人数と同じ数の敷瓦を
埋め込むことにしました。

正方形の敷瓦の大きさには、
15cm角、20cm角、30cm角と
幾つか種類があるのですが、

その大きさによって
空間に与える印象が違います。

15cm角と20cm角を比較しても、
一辺が5cm違うだけで
そうですからね。

それもそのはず、
15×15=225、
20×20=400で、
面積は約1.8倍異なります。

それと似たような話が、
柱の大きさ。

ちょっと前在来工法で多かった3.5寸角と、
私たちがよく使う4寸角では、
一辺が5分(=約1.5cm)しか違わないのに、
断面積は約1.3倍、

あるいはたまに5寸角を使うのですが、
4寸角と比較すると、
1.5倍以上も断面積が大きくなります。

そんな二乗の威力を思いながら、
土間に敷瓦を並べてどう配置するか考える、
ある日の夕暮れのひとときでした。



筋交い設置

2012年03月22日 | 二宮し邸
二宮し邸では、
筋交いの設置が
ほぼ終わりました。

えっ、きらくなたてものやが筋交い?
とお思いかもしれませんが(笑)、

今回この家の壁は、
当初、荒壁土仕上げ、

となると土壁の厚みが
55㎜以下になるので、

壁倍率が0.5倍と、
非常に小さな数値となるため、

耐震強度を満たすために、
筋交いの力を借りる必要があります。

なお最初からしっくい等で壁を仕上げる場合、
壁の厚みは70㎜を超えるので、壁倍率は1.5倍、
つまり現状の3倍となります。

ということは将来、
中塗り、仕上げ塗り、と塗り足せば、
法規上は相当強い家になるということですね。

ちょっと不思議な気もします。



追いかけるように野地板貼り進行中

2012年03月21日 | 小田原お邸
先週上棟した小田原お邸は、
少し前に上棟した二宮し邸を追いかけるように
現在野地板貼りが進んでいます。

平屋で約50坪あるのに、
大工さん一人で
黙々と貼り進めています。

凄い!の一言。

考えてみれば、
この家の刻みも、
墨付から加工まで、
ほぼ全て一人で
手がけていました。

しかも実質約3ヵ月で!

大工としての要領が
いいんでしょうね。

お聞きしたら、
代々大工の家系のようです。






ところで現在、
ほぼ同時進行で、
小田原と二宮で
現場が進んでいます。

また鎌倉から見て
そこから手前の茅ヶ崎でも
現場が進行中。

いずれも鎌倉から西の方角に
現場が固まっているため、
一日で3ヵ所同時に回れるのが
すばらしい!

たまたまですが、
ありがたいことです。

裏も美しい

2012年03月21日 | 鎌倉や邸
鎌倉古民家改修の現場にて。

畳表を交換するため、
今日畳屋さんが
畳を引きとりに来ました。

畳を上げてみると、
畳床の菰の目が見えました。

美しいなあと思って見ていたら、
畳屋さん曰く、
こんな美しい菰の目はめずらしい、
とのこと。

やはりそうなんだ。

昔の人たちは、
こういう見えないところにも
手をかけていたのですね。

さらに畳屋さん曰く、
畳は畳床がしっかりしていれば、
100年経っても使えるとのこと。

現代の畳のように
見えないところだから、
安価な工業製品、ではなく、

こういうところに手をかけるのは、
そういうことなのかもしれませんね。

何となく落ち着くデザインと
保温性という機能に加えて、
この耐久性、

改めて畳のことを
見直しました。



野地板貼り終わる

2012年03月20日 | 二宮し邸
二宮し邸は、
上棟から早1週間以上経ち、

その間に野地板が
貼り終わりました。

今回の化粧野地板は、
予算を下げるために、
節のあるスギの板。

一般的にスギの板貼りは、
うるさい表情になりがちですが、

幅の広い板を使うと、
案外そうでもない感じです。

どちらにせよ数年経てば、
色が落ち着いてきますけどね。




きらくな風お知らせ看板

2012年03月19日 | 今日のできごと
二宮し邸の前に立つ
きらくなたてものやの
建築お知らせ看板。

現場の端材を活用して、
以前は自分で作っていましたが、
最近は大工が作業の合間を見て
製作してます。

道行く人が、
なんだ?と足を止めて
見てくださることが多いので、

「お知らせ」する目的としては
なかなか効果的です(笑)