きらくなたてものや

楽しむ、楽しい、いえづくり、まちづくり

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楠とクス

2012年11月23日 | 目黒か邸
雨の降りしきる今日の朝、
子どもたちのラグビーの試合の前に
目黒か邸に立ち寄りました。

お住まいになってから約7年、
(もう7年か…)

久しぶりにお住まいの様子を拝見しましたが、
丁寧に暮らされている様子がうかがえて、
とてもうれしかったです。

例えば階段板で使ったクスノキは、
あの独特の爽やかな香りをいまだ放ちつつ、
とてもいい感じの色艶になっていました。

そして年月の流れの証拠に、
西側の庭先を見ると、
竣工後は幼い苗木だった木々たちが、
最初からそこに植わっていたかのように、
立派に生長していました。

とくに楠の生長の速さには、
驚かされます。

この家は、
独立して初めていただいた仕事。

これまで手がけてきた家は、
もちろん全部大好きですが、
初めて、はここ唯一つ、
やはり特別な思いがあります。

この家を原点に、
この深まるクスの板と、
生長する楠のように、

私も深まり、成長できるよう、
精進していきたいと思います。





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緑の幕

2006年09月08日 | 目黒か邸
引き続きKさんの家。

階段を上がる途中に、舞良戸付きの地窓があります。
外側には嵌めゴロシの硝子、
さらにその外側にはスギの縦格子。
Kさんの家の中で、自分が気に入っている空間の一つです。

この前行ったら、縦格子に緑の幕がかかっていました。
苦瓜です。

外からの視線を遮り、防犯面でも有効。
しかもこの暑い季節、風にたなびく緑は、私たちに涼しい感覚を与えます。

緑と手入れは身の回りを心地よくしてくれる、よい例です。
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緑で覆うと世界は豊かに

2006年09月07日 | 目黒か邸
先週土曜日の朝、久しぶりにK邸を訪れました。
K邸も、冬を越え、春を越え、夏を越え、今に至っているわけですが、しばらく見ない間に、緑がとても豊かになっていました。
しかも、食べられる緑!
東京のど真ん中でも、決して広い敷地ではなくても、こうして緑を豊かにし、食べ物を育てることができるのだと、改めてKさんに気づかされました。

そしてやはり緑は美しい。
焼杉色ともよく合います。

そういえば昨晩、焼杉板で仕上げるコーポラティブハウスに住まう予定のKSさんが、電話口でしきりに建物を緑で覆いたいと仰っておりました。
ぜひそうしましょう!
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紙の世界

2006年04月21日 | 目黒か邸
紙が作る世界は、はかなくて柔らかい。
柔らかい光と影の世界を作る。
その柔らかさが、生活に心地よい緊張感を与える。
気をつけないと、後々こっぴどく怒られることになりますからね(笑)。
まあ子どもたちというものは、柔らかさのあまり、何かせざるを得ない気持ちになるわけだけど。

そして紙の世界は、八百万。
紙が作る世界は移ろいやすく。
そして紙の種類は、星の数ほど存在する。

紙は、あまりにも日本的な素材である。

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引き渡して1ヵ月半後の様子

2006年01月28日 | 目黒か邸
1ヶ月ぶりぐらいにK邸を訪れる。
Kさんがこの家に越してから1ヶ月半が経つ。
Kさんの手で障子に紙が貼られ、外構工事も着々と進められていて、家という器に対して生活がなじんできたようだ。
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瓦七変化

2005年12月18日 | 目黒か邸
玄関前に深岩石を敷き並べ、基礎のとのすき間に砕き瓦を詰める。
砕き瓦は、Kさんがコツコツと地道に砕いた瓦。
その瓦は、たびたびこのブログで紹介している、藤岡の五十嵐さんのいぶし瓦。
割れやヒビが入ってしまって屋根には載せられない瓦だ。

瓦は、屋根に載せる以外に、ほんとうにいろいろと使い道がある。
敷き瓦を土間や庭に使ったり、海鼠壁にしたり。
桟瓦も、庭の地べたに縦に埋めたら美しい。
また、こうして砕いて小石のように使うこともできる。
砕き方によっても、様々な表現が可能である。
粗く砕いたら、荒々しい感じ。
細かく砕いたら、繊細な感じ。

五十嵐さんの瓦は、水はけがいいので、機能的にも○。


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石は重い

2005年12月18日 | 目黒か邸
玄関に深岩石を敷き並べることに。
全部で13ヶの石。総重量約1t!
これをKさんと一緒に並べた。

深岩石。
Kさんが栃木県まで足を運び、選んできた石だ。
栃木県鹿沼で採れる、大谷石に似た石。
大谷石よりも白く緻密に感じる。
石だけに重量感を感じつつ、とても柔らかい表情である。
風化によって、よりいっそう柔らかい表情になるであろう。

それにしても石は重い。
重いモノを持つのは割りと平気なほうだが、さすがに腰が…。
ここのところ運動不足だしな~。
(外での作業は多いが)
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ヨメに出すキモチ

2005年12月10日 | 目黒か邸
工事があらかた完了し、Kさん明日引越し。
夕方家の状態を確認し、鍵をKさんに引き渡した。

最後の家の状態の確認のとき、必要以上に家の中を徘徊する。
(Kさんすみません、そんな理由で待たせてしまって)
考えてみたら、自由に徘徊するのもこれが最後だ。
まだ少し工事が残っているし、それ以外にもうかがう機会を全く失ったわけではないけれど、とても寂しい気がした。
鍵を渡すとき、生まれてこの方いろいろあったけど、大事に大事に育てた娘をヨメにやるような、そんなキモチであった。
鍵を渡すとき、何か気の利いたことを言おうと思ったけど、いざその場になるとなかなか表現できないものだ。
Kさん、そんなわけで、‘ヨメ’をこれからもよろしくお願いいたします。

そしてそのあと夜11時前、葉山でIさんとおちあう。
Iさんが後日入籍する(おめでとう!!)ために、「証人」として書類に名前を書いてハンコを押した。

今日はそういう巡り合わせの日だ。

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陽だまりの詩

2005年12月09日 | 目黒か邸
昼過ぎ、葉山から目黒のK邸に向かう。
K邸に着く手前で、ラジオから「陽だまりの詩」が流れる。
久しぶりに聴くが、身体中の細胞が喜ぶいい曲だ。

そしてK邸に着くと、誘われるように、西側に向いたバルコニーに足が向く。
先ほど耳にした曲がそうさせたのだろうか。
そこには、摺りガラス越しの、穏やかな陽だまりがあった。
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ありがたいことです

2005年12月04日 | 目黒か邸
K邸も最後の大詰め。
今日はお披露目会であった。

前も少し書いたが、独り立ちして初めての仕事。
この日を迎えることができ、とても感慨深い。
Kさんには感謝の気持ちでいっぱいである。

そして今まで家づくりのお手伝いに参加していただいた方を中心に、大勢の方々に来ていただき、話を聞いていただいた。

いろいろな人に見守られてこの家は出発する。
ありがたいことです。
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