きらくなたてものや

楽しむ、楽しい、いえづくり、まちづくり

冥利

2010年10月23日 | 練馬お邸
今日は練馬お邸の
竣工祝いの日でした。

関わった職人たちが
出来上がった住まいに集結。

建主さんが
お友だちに頼んで
用意してくださった、
たくさんの品々のごちそうを
いただきながら、
楽しいひとときでした。

椹の板で囲まれた空間は
光が明るくやさしく、
建主さんのお人柄を
よく映した家に
仕上がったと思いますし、
建主さんも、
この家を存分に
楽しんでいただいているようです。

今日のような場は、
こうした雰囲気を
感じとることができ、
しかも大ごちそうを
いただけるなんて、
この職に就いた冥利を
感じます。

建主さん、職人の皆さん、
本当にありがとうございました。

今日はその言葉しか、
見つかりません。

心地よい西陽

2010年05月21日 | 練馬お邸
今日は
夏が来たようなお天気のもと、
都心方面へ。

夕方は、
練馬の板壁の家に
立ち寄りました。

西の窓から陽の光が差し込み、
とても明るい家の中。

だけど厚いサワラの板に包まれ、
爽やかな風がよく通る家なので、
穏やかに過ごすことができました。

皐月、この時期は、
高い西陽が心地よいとさえ、
感じます。

がんがん

2010年04月21日 | 練馬お邸
2階の床板が
既にほとんど
貼られていました。

早いですね。

板壁の家は、
ほとんどが大工工事で、
また今回、
電気配線等が露出なので、
他の職方との絡みをあまり気にせず、
がんがん進めることができます。


六方木の家

2010年03月29日 | 練馬お邸
2週間前上棟した
板倉の家。

壁の板はおおかた既に仕込まれ、
現在屋根廻りの工事中です。

桧の柱、松の梁、椹の壁は、
いずれも色がおとなしい淡黄色、
四方、いや六方木で囲まれた空間が
ログハウスのように
野趣溢れるというよりは、
上品に見えます。




板壁の家 上棟

2010年03月17日 | 練馬お邸
落とし込み板壁の家、
練馬お邸が本日上棟。

桧と松の木組みと
椹の板壁の美しい箱が
できあがりました。

いずれも白くて
穏やかな木肌だから、
六方木に囲まれた空間も
心地よさそうです。

夕方、建主さんと、
ほぼいつもの面々で
上棟の宴。

この面々だからこそ、
私は楽しく、誇り高く、
仕事ができるのです。

ありがたいことです。

それでは少し
酔っているので、
今晩はこのへんで。



早春の建方作業始まる

2010年03月15日 | 練馬お邸
今日練馬にて、
建方作業が始まりました。

作業は総勢7名、
大工をしていたうちのたっちゃんも
含まれます。

この家は、
私にとって初の
落とし込み板壁の家。

これも伝統構法の一つで、
私は蔵などで
見かけたことがあります。

この構法は、
刻みに時間がかかる代わり、
一度建ててしまうと、
そのあとは早く仕上がります。

水曜日上棟予定、
楽しみです!






階段部分の
尺幅の木格子。

これもデザインを兼ねた
構造の一つです。