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アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺の散歩で出会った動植物の写真を載せています。

ヌルデ(白膠木)の花と葉

2009-08-22 | 樹木


大堀川の斜面に勝手に成長したヌルデに花がついた。
この暑さのためだと思うが、葉が日焼け状態のものが多い。
ヌルデの名は、かつて幹を傷つけて白い汁を採り塗料として使ったことに由来するとされる。
ウルシほどではないが、まれにかぶれる人もいるそうだ。
ウルシ科 ウルシ属
別名「フシノキ・カチノキ(カツノキ)」
撮影2009年8月20日午後5時半ころ
いずれも画像クリックで拡大します
↓ ヌルデの花(雌花か雄花か区別がつかない)と葉
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↓ 背丈1mくらいの若いヌルデの木
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↓ 大きなヌルデの木は暑さのためか葉焼けがひどい
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メモ
・落葉の小高木。
・伐採などの撹乱跡地にいち早く生育する代表的な先駆樹種。
・ヌルデの葉は8~13枚の小葉からなる複葉で、葉軸に翼があるのが特徴。
・ヌルデの葉にはヌルデシロアブラムシが寄生し虫こぶ(虫嬰)を作ることがある。
・ヌルデは雌雄異株。
・ヌルデの花序は茎の先に枝分かれした総状花序。花は数mm程度で5つの花弁がある。
・雌花には中心に3つに分かれた柱頭を持つ雌しべがある。
・雄花は5本の雄しべがあり、花弁は反り返る。
・秋には直径5-8mmほどの扁平な球形をした果実をつける。
・果実の表面にあらわれる白い粉のようなものはリンゴ酸カルシウムの結晶であり、熟した果実を口に含むと塩味が感じられる。
参考文献 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』